0 コメント数 シェア 第十八話 聖地巡礼 インテリの間でもてはやされている限り大流行にはならないこと、聖地巡礼も、今日の本の売れ行きと同じである。 塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)135p 7 タグ
0 コメント数 シェア 第十七話 暦をめくれば‥‥‥ミケランジェロのような気概があってこそ、あの華麗な花を咲かせられたのである。 芸術家と思うことだけに寄りかかっている人々には、水栽培の花ぐらいしか咲かせられない。 塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)129p 5 タグ
0 コメント数 シェア 第二十一話 容貌について 女というものは、男をおぼれさせようとあらゆる手練をつくすくせに、おぼれるタイプの男には興味を持たないものなのである。 塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)168p 2 タグ
0 コメント数 シェア 第三十話 レオナルド、わが愛創作の動機は?関連名言 司馬遼太郎 何か‥(sekihi.net) モノにしたいから(中略)惚れたものしか書かない私だが、同時に、モノにできると確信が持てるものしか書かない(中略)その人物をモノにするために書くという私の考え方からすれば、彼(ダヴィンチ)を完全に理解し、それによって精神的にしても彼の一生を追体験できるという自信がなければ、とうていできることではない。 塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)238p,243p 9 タグ
0 コメント数 シェア 第三十話 レオナルド、わが愛 一生には、時に不可能なことがあるほうが人間的だと私は思っている。そして、そういう不可能を、可能よりも私は大切に思う。 塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)248p 2 タグ
0 コメント数 シェア せめて月の輝く夜には関連名言 月の輝く夜に おしゃれ‥(sekihi.net) 女に対して常に成功を収める男の武器は、美貌でもなく教育程度でもなく、ましてや社会的地位や経済力ではまったくなく、ただただ言葉の使いようにある 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)19p 6 タグ
0 コメント数 シェア スター関連名言 塩野七生 実を越え‥(sekihi.net) 創り出す側にとっては、虚像と実像の区別など存在しない 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)26p 8 タグ
0 コメント数 シェア スター関連名言 塩野七生 創り出す‥(sekihi.net) 実を越えうるのは、虚しかない。偉大な虚のみが、現実を越えて生きつづけることができるのである。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)28p 4 タグ
0 コメント数 シェア 戦時のリーダー 軍事とは、やむをえずにしても戦争に突入してしまった以上、可能なかぎり犠牲を少なくするよう努めながら、目的を達成することである。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)30p 4 タグ
0 コメント数 シェア 戦時のリーダー 戦時のリーダーには、平時のリーダーよりはずっと、パフォーマンスの名手であることが要求されるのではないかと思う。それが偽善であってもかまわない。常に死と向い合っている状態では、偽は偽でなくなる場合が多い。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)33p 9 タグ
0 コメント数 シェア 人間嫌い理由は、私の思うには、神技に近しと言ってよいくらいに巧みな、彼らの演技のすばらしさにある。 ダスティン・ホフマンとジャック・ニコルソンとロバート・デ・ニーロの三人がアメリカ映画をダメにした、と私は思っている。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)40p 7 タグ
0 コメント数 シェア 人間嫌い われわれは誰でも、なにがしかの不都合をかかえながら生きている。そしてしばしば、これらの不都合を人生の大事のように思いたがる。それも、自分自身の人生の大事と考えるならまだしも、他人にとっても他人事でない、つまり人間すべてに共通する大問題として捕えたがるのだ。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)44p 1 タグ
0 コメント数 シェア 男女の友情前半は、誰かが書いた一文 一度もベッドをともにしていない男というのは、女にとってはなんとも不安な存在だ。なぜなら、どの辺まで無理を言ってかまわないかを、計りようがないからである男女関係の距離を計る物指しを、女はベッドで手に入れる。手に入れてはじめて、男は「不安な存在」でなくなるのだろう。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)49p 2 タグ
0 コメント数 シェア 不倫 アメリカの大衆は、気の強い女は許すのである。才能に恵まれた女も許すのだ。しかし、その女が人並な幸せまで手中にすることは許さない。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)58p 3 タグ
1 コメント数 シェア 不倫 不倫の関係をつづけられるのは、男を独占しようと思わなかった女だけではないかと思えてならない。男を自分一人のものにしたいと願ったとたんに、破局を迎える宿命にあるのではないか。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)60p 3 タグ 男が責任を取らないか、取れないかのどちらかでしょうね。男に魅力がないと女が判断したら関係は決裂する。 - 銘無き石碑 2020-07-09 19:10:16 UTC
0 コメント数 シェア 不倫 自分にとって何が最重要事かを頭にたたきこみ、それを獲得するためには犠牲にできるものはすべて犠牲にしないと成り立たないのが、不倫と呼ばれる男女関係であるような気がしてならない。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)61p 2 タグ
0 コメント数 シェア 学校教育いまを生きる(amazon.co.jp)にて、キティ先生が教えたかったこと すべてのことには多方面からのアプローチの仕方があって、一面から捕えてわかったような気になるのは頭脳の怠慢である 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)64p 5 タグ
0 コメント数 シェア 女の恋 若い女の一目惚れは、「あら、ステキ!」の程度だから、神さまは罰を与えない。罰を与えるのは、オトナの女の一目惚れに対してである。 塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)101p 1 タグ