史記5

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「第23話 我れ鳥獣にあらず」
李斯(りし)
秦王へ したためて手紙の一文

霊峰秦山にしても ひとかけらの土壌をゆずらないから
あれだけの高さと威容をいつまでも誇っていられるのです。
(秦山に登ると仙人になると信じられていた)
黄河や‥‥‥
海はどんな細流でもこばみません。だからあれだけの深さとなりえたのです。

横山光輝『史記 5』(潮出版社,2001)157p
史記 (横山光輝の漫画) 28

横山光輝による歴史漫画作品。『ビッグゴールド』(小学館)に、1992年(創刊号)...-ウィキペディア

「第23話 我れ鳥獣にあらず」
李斯(りし)

名だけで登用した者は いざという時には役に立たず、
実際に役に立つ者は平時には重用しておりませぬ。

横山光輝『史記 5』(潮出版社,2001)132p
史記 (横山光輝の漫画) 28

横山光輝による歴史漫画作品。『ビッグゴールド』(小学館)に、1992年(創刊号)...-ウィキペディア

「第23話 我れ鳥獣にあらず」
李斯(りし)

まず内から乱して外から撃つことです。

横山光輝『史記 5』(潮出版社,2001)127p
史記 (横山光輝の漫画) 28

横山光輝による歴史漫画作品。『ビッグゴールド』(小学館)に、1992年(創刊号)...-ウィキペディア

「第23話 我れ鳥獣にあらず」
李斯(りし)

大事をなすには他人の過失をぼんやりと待っていてはなりません。
他人の過失につけこみ容赦なく叩くことなのです。
凡人はその機会がわからないので絶好の好機を逃してしまうのです。

横山光輝『史記 5』(潮出版社,2001)124p
史記 (横山光輝の漫画) 28

横山光輝による歴史漫画作品。『ビッグゴールド』(小学館)に、1992年(創刊号)...-ウィキペディア

「第23話 我れ鳥獣にあらず」
李斯(りし)

地位もなき財もなき身でありながら この機会をつかもうとしない者は、
目の前のえさを喰うことしかできぬ鳥獣と同じです。
人間として出世する機会があるのに出世の努力もせず
貧乏に甘んじ、世間に背を向けて富貴を恨み、
うぬぼれて高潔とおさまっているのは人間の本性に反するものです。

横山光輝『史記 5』(潮出版社,2001)121p
史記 (横山光輝の漫画) 28

横山光輝による歴史漫画作品。『ビッグゴールド』(小学館)に、1992年(創刊号)...-ウィキペディア

「第23話 我れ鳥獣にあらず」
李斯(りし)

時機をつかめば ゆるがせにするなかれ

横山光輝『史記 5』(潮出版社,2001)120p
史記 (横山光輝の漫画) 28

横山光輝による歴史漫画作品。『ビッグゴールド』(小学館)に、1992年(創刊号)...-ウィキペディア

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「第23話 我れ鳥獣にあらず」
李斯(りし)

便所の鼠は人の姿にびくびくしながら汚物を食べ、
食糧庫の鼠は大きな家に住みつき 食べるものにもこと欠かずゆうゆうと生きている。
同じ鼠でもこうも違う。人間とて同じかもしれん。
その居る場所で その人間の価値が決まってしまうのだ。
おれは便所の鼠で終わりたくない。

横山光輝『史記 5』(潮出版社,2001)117p
史記 (横山光輝の漫画) 28

横山光輝による歴史漫画作品。『ビッグゴールド』(小学館)に、1992年(創刊号)...-ウィキペディア