アラフォー
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四十にして惑わず
四十過ぎの身だしなみの第一項は、肌ざわりを主に選ばれたし
第二に色と柄だが、
派手な色を着れば大胆に見えるというのは、完全にまちがっている。
第三は、背広の上着の襟のボタンの穴にさす、一凛の花。
第四は、ワイシャツ。
塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)199,200p
「第58章 帽子の愉しさ」
誰だって四十を越えれば、性格はいやでもはっきりしてくる。
今まで築きあげたその性格に、額ぶちをつけてあげたいとは思いませんか?
塩野七生 『再び男たちへ』(文春文庫,1994)252p
「第33章 不幸な男(その三)」
三十代の男は、相手次第で、
二十代にもどったり、四十代のような成熟さを示したりするものである
塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)254p