硫黄島
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祖国のため
我々は最後の一兵になろうとも
この島で敵をくいとどめることが責務である
『硫黄島からの手紙』（いおうじま[3]からのてがみ、Letters from I...
我々の子供が日本で1日でも長く安泰で暮らせるなら
我々がこの島を守る1日には意味があるんです！
『硫黄島からの手紙』（いおうじま[3]からのてがみ、Letters from I...
国の為重きつとめを果し得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき
仇討たで野辺には朽ちじ吾は又 七度生まれて矛を執らむぞ
醜草の島に蔓るその時の 皇国の行手一途に思ふ
戦局最後の関頭に直面せり。敵来攻以来麾下将兵の敢闘は真に鬼神を哭かしむるものあり。
特に想像を越えたる物量的優勢をもってする陸海空よりの攻撃に対し、苑然徒手空拳を以って克く健闘を続けたるは小職自ら聊か悦びとする所なり。
然れども飽くなき敵の猛攻に相次で斃れ為に御期待に反し此の要地を敵手に委ぬる外なきに至りしは小職の誠に恐懼に堪えざる所にして、幾重にもお詫び申し上ぐ。今や弾丸尽き水涸れ全員反撃し最後の敢闘を行はんとするに方り、熟々皇恩を思ひ、粉骨砕身も亦悔いず。特に本島を奪還せざる限り皇土永遠に安からざるに思ひ至り、縦ひ魂魄となるも誓って皇軍の捲土重来の魁たらんことを期す。茲に最後の関頭に立ち、重ねて衷情を披瀝すると共に、只管皇国の必勝と安泰とを祈念しつつ永へに御別れ申し上ぐ。
尚、父島、母島に就ては同地麾下将兵如何なる敵の攻撃をも断固破摧し得るを確信するも何卒宜しく御願い申し上ぐ。
終わりに左記〔注：原文は縦書き〕駄作御笑覧に供す。何卒玉斧を乞ふ。
日本軍の軍人。長野県出身。
大東亜戦争の壮絶さがひしひしと伝わって来ます。
もっと皆に知られるべきだと思います。 - 銘無き石碑
あゝ…母なる大地アメリカと瑞穂豊かな日本が過ぐる第二の大戦で太平洋上この孤島 守るも攻むるも国のため 将兵三万華と散る…
「あゝ…母なる大地アメリカと瑞穂豊かな日本が過ぐる第二の大戦で太平洋上この孤島 守るも攻むるも国のため 将兵三万華と散る…」
と、硫黄島相撲甚句が披露された。
東関部屋所属で第64代横綱 現在は格闘家兼プロレスラー
一髪を留めずとても悔いやある
敵の戰車に体当たりせむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
硫黄島守備隊 よみ人しらず。
君が代を永遠(とは)に安けき御戦よ
硫黄の島に屍さらして
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
硫黄島守備隊 よみ人しらず。
大稜威(おおみいつ)大海原に押しひろむ
硫黄の島ぞ固く護らむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
硫黄島守備隊 よみ人しらず。
醜草は刈りつくさめや絶ゆるまで
硫黄ヶ島に銃とり擊たむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
硫黄島守備隊 よみ人しらず。
硫黄噴く島の岬に立ちぬれて皇國(みくに)の榮けふも祈りぬ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
硫黄島守備隊 よみ人しらず。
御恵みにすくすくのびし二十四年
かへしまつらむいのちささげて
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
神風特攻隊 旧海軍中尉 昭和20年2月21日硫黄島洋上にて特攻戦死。神風特攻隊第...
醜草の島に蔓(はびこ)るその時の
皇國(すめくに)の行方一途に思ふ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
國の為重きつとめを果たし得で
矢彈盡き果て散るぞかなしき
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
仇討たで野辺には朽ちじわれは又
七度生れて矛を執らむぞ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
いざ征かん明日は御空の特攻隊
結ぶ今宵の夢は故郷
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
神風特攻隊 昭和20年2月21硫黄島方面海面にて特攻戦死。
硫黄島雨にけぶりて靜かなり
昨日の砲爆夢にあるらし
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
旧陸軍兵長 昭和19年12月24日硫黄島にて戦死。享年23歳。東京大学出身。
雪ほのに見えてしづもる向ひ山暗きに起きて兵を発たしむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
旧陸軍中尉 昭和19年2月硫黄島にて玉砕。享年38歳。
いにしへの防人(さきもり)たちのゆきしてふ道を尋ねてわれは征でゆく
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
旧日本海軍大尉 神風特攻隊 昭和20年2月21日硫黄島にて特攻戦死。
寝つかれぬ侭に幕舎をうちいでて仰ぐ今宵の月ぞ清(きや)けき
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
旧日本軍人 昭和20年3月17日硫黄島にて玉砕。享年24歳。
泡沫なす身とは知りつゝ秋月のさやけき時は君をししのばゆ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
日本軍人 昭和19年10月11日硫黄島にて戦病死。享年22歳。