泡沫なす　身とは知りつつ　秋月の　さやけき時は　君をししのばゆ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

思ほへば　悲しきものを　我がいのち　よし爆(は)ぜむとも　母よなげきそ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

ただ一首　詠みて死なまし　敷島の　誠の道に　たがはざる歌
敷島＝日本
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

真乙女が　雄心こめて　活けしてふ　花なるかもよ　この白菊は
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

白玉の　真奈児は遣りて　顧みぬ　やまとの母は　悲しからずや
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

しづたまき　数ならぬ身も　大君の　御國の花と　ちるはうれしき
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。

沖つ波　よせる水泡(みなわ)の　ときのまも　やまずに思う　國憂ひかも
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版　大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。