7SEEDS

“潔くみんな一緒に美しく死にましょう” 美しく…?日本人特有の発想かしらね…

早乙女牡丹 3

夏のBチームのガイド。元・警察官。通称「牡丹姐さん」。結婚し、妊娠していたことも...

「2種類いるわけよ。いじめられたから他人には絶対しないってヤツと…されたんだからしていいだろって思うヤツと。どっちにしろ囚われちまってるってことになかなか気がつかねーんだよ」

麻井蝉丸 16

18歳。静岡県浜松市出身。水商売の母親と子供一人という母子家庭に育つ。口の悪いわ...

「なんで…そんなに優しくしてくれるんですか 会ったばっかりなのに」(末黒野花)

「あなたがたにはわからないかもしれない 僕がどれほど人に会いたかったか あなたが笑いかけてくれて どれほどうれしかったか」

新巻鷹弘 12

冬のチーム編の主人公。高校2年生。神奈川出身。野球部で、50年に一人のピッチャー...

「あなたが女を痛めつける方法を知ってるとは思わなかったわ。薄汚いおっさんにならないでくれる?安居くん。殺したくなるから」

あゆ 5

植物クラスを選択。男子からはマドンナと呼ばれるほどの美人。それゆえ一部の女子から...

「あのな、一つ言い忘れたわ。ゆうべはああ言ったけどな、自分で選んだ道には喜びもあるんだぜ」

稲架秋ヲ 3

有名ベンチャー企業の若手社長。アメリカ留学の経験もあり、語学が堪能。メンバーの中...

「そりゃわからねえよ。つまりあんたらは温室育ちだって話だろ。人生を決めてもらって、疑問を持たずその通り頑張って、そりゃラクだな」
「なん…だと」

「あのなあ、おまえらの言う一般人も人生テストの連続なんだよ。生まれた時から競争してるのは同じだ。ライバルは数百人じゃないぞ、すべてだ。受験に失敗して首くくったヤツもいれば、会社起こして潰して逃げて、樹海で骨になったヤツもいる。おまえらと違うのはな、それが全部自分で選んで歩いた結果だってことだ。わかるか。一番恐ろしいことは、数多ある道の中から目標も方向も手段も場所もつき合う人間も、全部自分で決めなきゃなんないってことだ。その責任は重いぜえ。このやり直しのきかない国で、みんなそうやって生きてたんだよ。わからないだろう。狭い世界で守られて生きてきたならわからない。一般人をなめるな」

稲架秋ヲ 3

有名ベンチャー企業の若手社長。アメリカ留学の経験もあり、語学が堪能。メンバーの中...

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「あのなあ、こっちの世界来てからはよ、要はアノ自己責任てヤツだろが。安居も嵐も涼もよ、ほかの連中も自分で行きたくて行ったんだぜ。それでなんかあったって誰のせいとか言わねーよ」

麻井蝉丸 16

18歳。静岡県浜松市出身。水商売の母親と子供一人という母子家庭に育つ。口の悪いわ...

「あのなあ、犯罪がバレたわけじゃねーんだから。なかなかやるじゃねーかおまえ。面白いヤツになってきたな。なあ、考えてみろよ。これがここに来る前とか来たばっかだったら、嵐にさくっと渡しただろ。つまんねえ人間だったわけよ。他人のことがどうでもよくなくなったろ?人として深みが出たワケよ。赤飯炊いてやりてえぐれぇだぜ」

麻井蝉丸 16

18歳。静岡県浜松市出身。水商売の母親と子供一人という母子家庭に育つ。口の悪いわ...

「あのな鷹! なんでオレがおまえの投げた石を カンカン打てると思う ここ一年オレのイメトレの投手は いつもおまえだったんだ! おまえの球を 打つのが夢だった!」

鮫島吹雪 4

高校2年生。広島出身。野球部。今世紀最高のショートストップと呼ばれる。新巻と並ん...

「あのねえ。だからどうしてそうオドオドするの?わたしがいじめてるみたいで、わたしがイヤな子に思われるじゃない。簡単にこっちを悪者にしないでよ。わたし別にあなたをいじめたいわけじゃないのよ。ただそんなふうにされると…。もう!目を見て話せない人わたしキライ。バカにされてるみたいで気分悪い」

新草ひばり 1

12歳。解凍に失敗したのか、他の春のチームのメンバーと同時期には目覚めず眠り続け...

「自分のことかわいいと思ってるナマイキ女には 切ない悲恋なんかわかんねえんだよ」 (鮫島吹雪)

「あら男だと自信家で女だと生意気? ずいぶん一方からの物の見方ね」

神楽坂美鶴 2

高校2年生。日本舞踊界のホープ。大の高校野球ファンで、鷹弘のことも吹雪のことも知...

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「あれは怯えてんじゃねえ。ナメられないように攻撃態勢なのさ」

麻井蝉丸 16

18歳。静岡県浜松市出身。水商売の母親と子供一人という母子家庭に育つ。口の悪いわ...

「いいか! 鷹 オレはな 公式戦で一回だけ マウンドに立ったことがある 人が足りなくてな 足が震えた ピッチャーってヤツはこんな所で戦ってるのかと思った たった一人 こんな所で 孤独で 重圧で 恐怖だ オレにはできない こわくてな おまえらを尊敬する だから思ったんだ オレはな オレは必ずそこにいてやる 必ず後ろで守ってやる だから大丈夫だ オレがついてれば 絶対 大丈夫だ鷹!!」

鮫島吹雪 4

高校2年生。広島出身。野球部。今世紀最高のショートストップと呼ばれる。新巻と並ん...

「NOって言っていいんだ。できない、って言っていいんだ」(小瑠璃)

「いいに決まってるじゃん。ヤなことはヤなんだから」

雪間ハル 5

16歳。音楽家一家の出。ピアノが上手で、絶対音感を持つ。当初は音楽家の道が閉ざさ...

「いつもいつも自分だけが被害者だと思うなよ。人を傷つける権利があると思うな」

青田嵐 3

17歳。蠍座のO型。東京都杉並区出身。水泳部のエースでオリンピックを目指していた...

「僕に一つ言えるとしたら、その虎はあなたを恨んではいないし、あなたに感謝してもいないということだよ。彼らはそんな風に考えない。ただ生きて、死ぬ時に死んでいく。こんなに苦しいなら殺してほしい、とも思わないし、殺されるならあなたに、とも思わない。あなたに殺されてうれしい、とも悔しい、とも思わない。彼らが何を望んでいるか、僕らにはわからない。わからないんだ源五郎くん。だからね、僕らは自分の気持ちで判断するしかないんだ。」
「自分の気持ち…?」

「うん。どれだけ愛したか。あなたはそうするしかないと思ったんでしょう?そして自分の手でそうしたんでしょう。だったら悔やむことは何もない。もしあなたが怠けて、楽をするためにそうしたとか、ほかに手があったのに面倒だったからそうしたとか、そうだったら死ぬまで後悔すればいい。でも全力で考えて、全力を尽くして、それ以外にないと心で判断して、その手でそれをしたんでしょう。どれだけ本気で考えたか、どれだけ目をそらさずにいたか、どれだけ本気で向き合ったか。それが人のエゴだとしても、僕らはそれでしか、自分の気持ちでしか結果を判断できないんだ。虎はあなたを恨んでもいないし、あなたに感謝してもいない。これは僕の考えだけどそう思う。虎は犬とは違うだろうけど。死んでゆく時にたった独りで、弱さを見せない動物だろうけど。でも、その虎は最後にあなたを見た時に、ほんの一瞬でもきっとうれしかったよ。きっと。そう思う」

新巻鷹弘 12

冬のチーム編の主人公。高校2年生。神奈川出身。野球部で、50年に一人のピッチャー...

「おっかさんよーー どうやら浜松はなくなっちまったみたいだぜ あんた男運なかったけど 悪運は強いから どっかで生きてるかもしれんけど オレを売った1億 何に使った?おっかさん 男かよ? あんま料理しねえあんたが 唯一作ってたシチュー 作ってみようと思ったけどやり方がわかんねえ さんざ食ったのに 知らねえのな 作り方が わかんねえんだ おっかさん」

麻井蝉丸 16

18歳。静岡県浜松市出身。水商売の母親と子供一人という母子家庭に育つ。口の悪いわ...

「おっさんってたいてい厄介よね」

猪垣蘭 2

建築学科に在籍していた学生。正確な年齢は不明だが、ほかのメンバーよりも少し年上で...

「おまえな!人の意見に「でも」って返すのは失礼だからな」

麻井蝉丸 16

18歳。静岡県浜松市出身。水商売の母親と子供一人という母子家庭に育つ。口の悪いわ...

「おまえは野党か 代替案も出さんと反対だけすんのは 子供やで」

角又万作 4

18歳。寺の四男坊、出身は関西。冷静沈着な和風の肉体派だが、そのときの感情を漢詩...

「お父様があなたと愛しい方を入れられたということは、発言力があったということです。発言力があったということは、このプロジェクトのために身を粉にして働いたということです」
「ちさちゃんは父を肯定してくれるの…?」
「娘のあなたは肯定してあげないの?誇りに思ってあげなくちゃ。主義主張もなく怠けている人間なら、力も持てないのだから」

鯛網ちさ 1

18歳。大人しく控えめな性格だが、芯は強い。花のよき親友。石川県金沢市出身。大臣...

「こいつはオレにまかせ! オレの守備範囲は越えさせねえ 絶対に! おまえらはオレが守る! 行け!」

鮫島吹雪 4

高校2年生。広島出身。野球部。今世紀最高のショートストップと呼ばれる。新巻と並ん...

「これが欧米やイスラム圏なら、まず教会やモスクを中心に据えるんだろうが、日本人にはそういう拠り所が実はない。あるとしたら自然の風景と四季の移ろいなんだよ、都会人でもね。自然の中に八百万の神々を見てきた民族だから」

末黒野貴士 4

春のチームの末黒野花の父親。夏のAチームの指導を務めた後、夫婦で龍宮の運営に携わ...

「さっきから皆さん、その言葉を気軽に使うけど、人の死は無駄だったり無駄じゃなかったりするものじゃないと思います。僕は、僕の友達や火野選手が必死で生きて死んだことを、無駄なんて言葉で言われたくない。無駄になるとか無駄にしないとか、亡くなった人に失礼でしょう」

新巻鷹弘 12

冬のチーム編の主人公。高校2年生。神奈川出身。野球部で、50年に一人のピッチャー...

「じゃあなんで戦時下でピアノを弾くのさ。絵を描きながら飢え死にするのさ。内戦のさなか歌を歌うのさ。ボールを蹴るのさ。人として生きていくためじゃないか。そういうことがわからないから、すぐ暴力に走るんだよ」

雪間ハル 5

16歳。音楽家一家の出。ピアノが上手で、絶対音感を持つ。当初は音楽家の道が閉ざさ...