詩人

けれど、尋ねてはいけません、月の光のただよう中で
あの花とその花の死んだ恋びととが、
どんな睦ごとを話したかは。

ハインリヒ・ハイネ 119

ドイツの作家、詩人、文芸評論家、エッセイスト、ジャーナリスト。デュッセルドルフの...-ウィキペディア

口に言われる言葉は恥らいを失う、
沈黙こそなつかしく貞潔な花。

ハインリヒ・ハイネ 119

ドイツの作家、詩人、文芸評論家、エッセイスト、ジャーナリスト。デュッセルドルフの...-ウィキペディア

かくて福祉は三重に重なりて人ら称う
「世を救う人の子に栄あれ」と。

ハインリヒ・ハイネ 119

ドイツの作家、詩人、文芸評論家、エッセイスト、ジャーナリスト。デュッセルドルフの...-ウィキペディア

世にひとりのものはない
あらゆるものが聖なるおきてによって
ひとつのこころに寄りあっている。
わたしがあなたに寄りあえないのは なぜ?

あなたがどんな人であろうと、どんなになってしまおうと
ああ、かつていとしくも私ひとりのものだったのだ。

ジョージ・ゴードン・バイロン 127

イギリスの詩人。バイロン卿として知られ、単に「バイロン卿」というとこの第6代男爵...-ウィキペディア

女よ、経験がぼくに教えてくれていたはずだった
君をみつめるものは、みんな恋におちいるのだと。

女よ
ジョージ・ゴードン・バイロン 127

イギリスの詩人。バイロン卿として知られ、単に「バイロン卿」というとこの第6代男爵...-ウィキペディア

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人群れのさ中にあるとも、ただ孤独である
ただひとりを恋するゆえに。

ジョージ・ゴードン・バイロン 127

イギリスの詩人。バイロン卿として知られ、単に「バイロン卿」というとこの第6代男爵...-ウィキペディア

わが心のすべてが君にそそがれた時を
私がわすれることはないのだ
ふたりの生命の力を「時」がうばって
君と私が、世にいなくなる日まで。

ジョージ・ゴードン・バイロン 127

イギリスの詩人。バイロン卿として知られ、単に「バイロン卿」というとこの第6代男爵...-ウィキペディア

季節をかぎって恋をしよう
そして、その季節も春だけとしよう。

ジョージ・ゴードン・バイロン 127

イギリスの詩人。バイロン卿として知られ、単に「バイロン卿」というとこの第6代男爵...-ウィキペディア

こんじきの星が僕を北方へ惹いてゆく。
さようなら、友よ、離れても僕を忘れるな!
忘れるな、忘れるな、詩のこころを!

ハインリヒ・ハイネ 119

ドイツの作家、詩人、文芸評論家、エッセイスト、ジャーナリスト。デュッセルドルフの...-ウィキペディア

いや、俺自身の心の中に
森の指揮者は鎮座まします。
いつでもそれがタクトを取ってる、
その名はたぶん「恋の神さま」

ハインリヒ・ハイネ 119

ドイツの作家、詩人、文芸評論家、エッセイスト、ジャーナリスト。デュッセルドルフの...-ウィキペディア

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滅びよ おまえの大空の衣が
永遠に世界をつつむように
おまえの青ざめた顔をかくしきれない

真実の笑いにも
どこか苦痛がみちている

もっとも楽しい歌は もっとも悲しい思いをうたうもの

この世のよろこびは なに?
夜をあざける稲びかり
つかのまのきらめきか

おまえは夢をみよ
そうして 眠りからめざめて泣くがいい

世に愛とよばれるものを、わたしはささげられない、
でも 心が高くかかげ
「天」もこばまぬ崇拝を
あなたは受けて下さいませんか

光がカメレオンを変えるように
詩人は日に二十回も
光にあわせて
いつも色を変えるだろうか?

そして 愛のかたみに 抱きしめるがいい
時はうつろい 月日が過ぎても
わたしの胸にあつめた子花は 
すべて おまえの胸にささげたもの

ハリエットに

そして 愛のかたみに 抱きしめるがいい
時はうつろい 月日が過ぎても
わたしの胸にあつめた小花は
すべて おまえの胸にささげたもの

ハリエットに

ひとの思いやすがたを すべて
あなたは照らし出し あなたの色できよめる

理想美を讃える歌

「月」よ 教えておくれ 青白くほの暗い
天の寄るべない道をいく巡礼よ
おまえが休息をもとめるのは
ま夜中か まひるなのか?

世界をさまようもの

詩人の食べるものは愛と名声。

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おやすみ? あ! いいえ 不幸な時間
結ばれるものたちをひきさく

おやすみ

ひとりぼっちの夜が どうしていいものなのか
言うまい 思うまい 聞くまい おやすみと
それでこそ いい夜となるから

おやすみ