ペテン:だます
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わたしは利益を得るときだけでなく、利益を使う際にも道があるはずだと考えている。
つまり、「利を求めるに道あり。利を散ずるに道あり」である。
企業である限り、利潤を追求し、自己拡大を図ることは当然である。
しかし、利益を追求するに当たっては、人間として守るべき道理があるはすだ。
人をおとしめたり、だましたりするなど、
あくどいやり方で利益を求めてはいけない。
また、たとえ正当な方法によって得られた利益であっても、
その使い途は道理に沿ったものでなければならない。
私利私欲のためではなく、世のため人のために使わなければならないはずだ。
そのような人間として正しい考え方に基づいた経営であるからこそ、
社会の認知も得られ、経営者みずからも自信を持って仕事に邁進することが
でき、結果として成功を得られるのである。
人間は偽装と虚偽と偽善にほかならない、自分自身においても、また他人に対しても。
「パンセ」より
ブレーズ・パスカル
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フランスの哲学者、自然哲学者(近代的物理学の先駆)、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア