光武帝 2

前6年 - 57年後漢王朝の初代皇帝。 王莽による簒奪後の新末後漢初に混乱を統一し、漢王朝の再興として後漢王朝を建てた。廟号は世祖。諡号の光武帝は漢朝を中興したことより「光」、禍乱を平定したことより「武」の文字が採用された。「隴を得て蜀を望む」「志有る者は事竟に成る」「柔よく剛を制す」(『黄石公記』(=『三略』)の引用)などの言葉を残している(『後漢書…-ウィキペディア

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疾風に勁草を知る(強い風が吹いてみて強い草がわかる、転じて困難に遭遇して初めて人の才能や人徳がわかるということ)。

苦戦続きで多くの部下に逃げられてしまった光武帝が、古参の腹心王覇に語った言葉。
故事成語として有名な「望蜀」の由来になった言葉。

人足るを知らずして苦しむ、既に隴を平らげ、復た蜀を望む、一たび兵を發する毎、頭鬚は白み為り(人というものは、満足する事を知らぬ為に苦しむものである、ようやく隴を平定したかと思えば、すぐに蜀を得ようとする。出兵する毎に心配で髪と鬚に白いものが増えることである)。

光武帝が自嘲と自責の念とあわせ長年の功臣岑彭へ送った書簡に見られる言葉