シャルル=オーギュスタン・サント=ブーヴ 11

1804年12月23日 - 1869年10月13日
シャルル=オーギュスタン・サント=ブーヴ(Charles Augustin Sainte-Beuve, 1804年12月23日ブローニュ=シュル=メール - 1869年10月13日パリ)は19世紀フランスの文芸評論家・小説家・詩人。ロマン主義を代表する作家の一人で、近代批評の父とも言われる。 ロマン主義文学史上、小説のユゴー、バルザックと並び称され、批評というジャンルを確立したと言われる。代表作にジャンセニスムの歴史を描いた...-ウィキペディア

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人間をよく理解する方法はたった一つしかない。
それは、彼らを判断するに当たってけっして急がないことだ

「わが毒」より

ある人を軽蔑すると公言するのは、まだ十分に軽蔑していないのだ。沈黙こそ唯一至上の軽蔑だ

「わが毒」より

楽しみにも喜びにも、隠しておかねばならない程度というものがある。程度を越すと人間を怒らせ、醜行と呼ばれて諸君は復讐される

「わが毒」より

若いときあまり放縦だと心の潤いを失い、あまり節制すると融通がきかなくなる

「わが毒」より

人間の虚栄心は水銀のようである

「月曜閑談」より

男女の友愛は結構なものです。但し、それが若者同士の間では恋となり、老人同士の間では恋の追憶を追い出したりするためだ

「わが毒」より
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判断するときは皮肉を避けなければならない。
精神のあらゆる成功のうちで、皮肉が最も聡明からは遠い。

「わが毒」より

人間が理解する方法はひとつしかない。
それは、彼らを判断する場合にせっかちにしないことだ。

「わが毒」より

有名になった大半の人たちは、売淫の銘柄の状態で死ぬものだ。

「わが毒」より

醜い女は美人よりも手管が多い。というのは、前者は男をいらいらさせるが、後者は男を待っているからだ

「わが毒」より

虚偽の世界では、正直な女ほど人をだますものはない。

「わが毒」より
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