サミュエル・バトラー 18

1835年12月4日 - 1902年6月18日
イギリスの小説家。 ノッティンガムシャー、ランガー・レクトリー (Langar Rectory) 生まれ。父はトーマス・バトラー(Thomas Butler)、母はファニー(Fanny、旧姓 Worsley)。シュルーズベリー・スクール(Shrewsbury School)を経て、ケンブリッジのセント...-ウィキペディア

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エキスパートというものは、ほんのわずかな人間にしか知られていないことを
より多く知っている者だ

「随想録」より

人生とは、次第に退屈していく道程である

「手帖」より

最悪の謀反人とは、国王や国家に危害を加える武器を取らず、
医者が病人の血を取ることによって癒すように、国王や国家を改善するのに剣を抜くものである。

「手帖」より

若さは誉められる季節である春に似ている

「手帖」より

    若さは未熟。 - 銘無き石碑

自ら退屈する人間は、退屈な人間よりも軽蔑すべき存在である。

「美しい港」より

どんな馬鹿でも真実を語ることは出来るが、
うまく嘘をつくことは、かなり頭の働く人間でなければならない。

「手帖」より
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栄誉を得るいちばんの近道は、それを全然持たないことである。

「散文批判」より

尻軽女とは、自分の尻尾で獲物を押さえているワニのようなものだ

「散文批評」より

鳥はその鳴き声を真似した笛で捕らえられるが、
人もまた、その人の意見に一番近い発言にとらわれる。

「散文批評」より

むちを惜しめば子供を損なう

「諷刺物語詩」より

人生を覗くすべての動物は、人生の主要な仕事が人生を享楽することにあるのを知っている

「手帖」より
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人間の仕事というものは、
それが文学であれ、音楽であれ、絵であれ、建築であれ、そのほかなんであれ、
常にその人自身の自画像である。

Every man's work, whether
it be literature, or music, or pictures, or architecture, or anything else, is always a portrait of himself.

人生とは、人前でバイオリンを弾きながら、
しだいに腕を上げてゆくようなものである

たとえ信念があっても、達成できることはごくわずかなものだ。
しかし信念がなければ、何事も達成できない。

現在の一瞬はこの上なく素晴しい一瞬である。
現在夕食に五分遅れることは、十年間の大きな悲しみより重要である

人間以外のありとあらゆる生物は、「生きること」の
主な仕事とは、これを楽しむことにあるのを知っている。

眼を閉じよ。
そしたらお前は見えるだろう。

人生とは不十分な前提から十分な結論をひきだす技術である。