河合隼雄 6

1928年6月23日 - 2007年7月19日
日本の心理学者。京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。文化功労者。元文化庁長官。国行政改革会議委員。専門は分析心理学(ユング心理学)、臨床心理学、日本文化。学位は博士(教育学)。兵庫県多紀郡篠山町(現:丹波篠山市)出身。日本人として初めてユング研究所にてユング派分析家の資格を取得し…-ウィキペディア

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相手に欠点がないように思われ
何もかもうまくゆくのだったら
その人とつきあうことは当然であり
利己的に言っても価値のあることだから
別に愛などという必要はないかもしれない。
欠点のある人━━誰しも欠点を持っているのだが━━と
自分も欠点を持つ人間として関係を維持してゆく努力の中に
愛があるのではないだろうか。

「日本人とアイデンティティ」 第一章 日本人の心の深み より

家出は非合法に行うことに意味があるが
非合法性が強くなりすぎると破壊に至ってしまう。
さりとて合法性が強すぎると、そこには創造がない。

人間はどうしても一度外へ出てみないと、内のことを本当に知ることはできないものである。

人間は短期間だけ親切になることは容易である

気軽なボランティアがむしろ相手の心を傷つけていることがある、という文脈で使われた言葉。

ボランティアの人たちは、よほど謙虚な気持ちをもっていないと
思いがけない害を他人に与えることになると
自戒していただきたい。

物語らなければ生きていけない

100点以外は ダメなときがある


    0点は一番良い点数で、100点は一番悪い点数である。 - 銘無き石碑
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