項羽と劉邦 (横山光輝の漫画) 50

1987年 - 1992年
横山光輝による歴史漫画である。1987年から1992年まで「コミックトム」(潮出版社)に連載された。サブタイトルは『若き獅子たち』(連載時のタイトル)。単行本は全21巻(文庫版は全12巻)が潮出版社から発売されている。...-ウィキペディア

「大器の片りん」
韓信

賢を求めるには礼をもってすべし

横山光輝『項羽と劉邦 5 大元帥誕生』(潮出版社,2001)187p
「韓信逃亡」
蕭何
斉の景公を名臣晏子の言葉

国に賢士がいるのに それを知らぬは第一の不幸
知っていて用いないのは第二の不幸
さらに用いても重く用いないのは第三の不幸

横山光輝『項羽と劉邦 5 大元帥誕生』(潮出版社,2001)228p
「韓信逃亡」
韓信

兵を用いるに大切なことは 機を見て動き 水が流れて物を包むようなものです
勝ってみて勝つ方法を見つけるのです

横山光輝『項羽と劉邦 5 大元帥誕生』(潮出版社,2001)232p
「割符を見せる」
蕭何

韓臣こそ国士無双にございます

横山光輝『項羽と劉邦 5 大元帥誕生』(潮出版社,2001)260p
「軍律違反」
蕭何

大王さまは天下を治める立場にありながら 親しきと親しきなきを差別なされますか

横山光輝『項羽と劉邦 5 大元帥誕生』(潮出版社,2001)335p
「殷(いん)への侵攻」
司馬コウ

噂というものは尾ひれがついて大きくなるものじゃ 噂だけで恐れてはならぬ

横山光輝『項羽と劉邦 7 張良の暗躍』(潮出版社,2001)187p
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「素行と才能」
陳平
全裸にて

もしもし どなたかいらっしゃいませんか 怪しい者ではございません
理由あって旅を急いでいる者でございます

横山光輝『項羽と劉邦 7 張良の暗躍』(潮出版社,2001)264p
「東征決意」
義帝の死体を供養した三老

仁なる人は勇に頼らず 義なる人は物に頼らぬ

横山光輝『項羽と劉邦 7 張良の暗躍』(潮出版社,2001)307p
「魏豹大元帥」

才能と家柄は関係ありませぬ

横山光輝『項羽と劉邦 7 張良の暗躍』(潮出版社,2001)326p
「悲劇の名将、韓信の栄光と悲惨」
韓信
宿場役人に対して

貴公は根性がせまいな。どうせ人の面倒みるなら、とことんまでやらねばな

横山光輝『項羽と劉邦 7 張良の暗躍』(潮出版社,2001)358p
「説得工作」
随何(ずいか)
英布について

面白いものだ これほど狂暴な男でも地位を得ると人の尊敬を集めたくなるらしい

横山光輝『項羽と劉邦 8 韓信の復帰』(潮出版社,2001)148p
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「背水の陣」
韓信

よいか 我らには逃げ道はない 敗れれば河に落ちて溺死するだけじゃ
逃げられる道は前しかない 死中に活を求めよ

横山光輝『項羽と劉邦 9 孝子王陵』(潮出版社,2001)251p

山や丘を右、背とし、水や沼沢は左、前とす

横山光輝『項羽と劉邦 9 孝子王陵』(潮出版社,2001)267p

死亡に直面してこそ、はじめて生存を必死に求める

横山光輝『項羽と劉邦 9 孝子王陵』(潮出版社,2001)267p

    Rattling nice pattern and good subject matter, hardly anything else we need D. eeafkafdgcckedkg - Smitha603

戦というものは兵法書の暗記で勝てるものではない それをいかに応用するかにある

横山光輝『項羽と劉邦 9 孝子王陵』(潮出版社,2001)268p
「李左車の献策」
燕王

国を滅ぼす戦などせぬほうがよい

横山光輝『項羽と劉邦 9 孝子王陵』(潮出版社,2001)278p
「斉王韓信」
劉邦

男たるものが天下を定め 諸侯を制服したというのに
どうして仮の王などとケチくさいことを言う 真の王となれ
今日より韓信は正真正銘の斉王じゃ

横山光輝『項羽と劉邦 11 韓信斉奪取』(潮出版社,2001)68p
「天下を握る者」
カイ通(かいとう)

友情というものもひとつ歯車が狂うと そのようにもろいものなのです

横山光輝『項羽と劉邦 11 韓信斉奪取』(潮出版社,2001)93p
「天下を握る者」
カイ通(かいとう)
天下が治まれば大王は必要なくなるのです

狡兎(うさぎ)死して良狗(猟犬)ほうむられる

横山光輝『項羽と劉邦 11 韓信斉奪取』(潮出版社,2001)94p
「天下を握る者」
カイ通(かいとう)
天下が治まれば大王は必要なくなるのです

飛鳥 尽きて 良弓 蔵(しま)われる

横山光輝『項羽と劉邦 11 韓信斉奪取』(潮出版社,2001)94p
「天下を握る者」
カイ通(かいとう)
真の知とは決断することです

功成り難くして敗れ易く 時は得難くして失い易し

横山光輝『項羽と劉邦 11 韓信斉奪取』(潮出版社,2001)94p
「天下を握る者」
陸賈(りくか)

事実を把握するためには まず勢いを見 次に形勢を見るべしと言いまする
勢いがあればたとえ形勢が悪くとも弱きにあらず
形勢が勝っているようでも勢いが衰えているのは本当は弱いのです

横山光輝『項羽と劉邦 11 韓信斉奪取』(潮出版社,2001)95p
「破約のすすめ」
周蘭

治にいて乱を忘れず

横山光輝『項羽と劉邦 11 韓信斉奪取』(潮出版社,2001)321p
「漢軍集結」
張良
劉邦:張良よ わが心は少年のように ときめいているぞ
彭城にいる項羽と対決するに際して

木石でないかぎり当然にございます

横山光輝『項羽と劉邦 12 四面楚歌』(潮出版社,2001)68p
「四面楚歌」
鍾離昧(しょうりまい)
項羽に見限りをつけて、季布や項伯は別の道を行く

では それぞれの信念で動こう

横山光輝『項羽と劉邦 12 四面楚歌』(潮出版社,2001)290p