1 コメント数 シェア 「英雄論」曹操 君は竜というものを見たことがあるか劉備:いえございません 実在するものでしょうかありと見ればあり ないと見ればない竜というものは時に大きく 時には小さくなるという 余にはそれが見える余の言う竜とは人間のことだ 英雄のことだ竜というものは天に昇る機が いまだ熱さぬ時は頭を埋め爪をかくし 深淵にひっそりと身を潜め さざ波さえ立てぬだが ひとたび機が熱したと見るや風を起こし雲を呼び一気に天に駆け上がるという余は人間の英雄にその姿を見る劉備:なるほどさしずめ君も その潜む竜であろうな劉備:とんでもない 私にはそのような力はございませぬそうかな 横山光輝『三国志 8 曹操の智謀』(潮出版社,1998)102p 9 タグ 君が私を竜に変えたんだなあ - 銘無き石碑 2022-11-04 11:44:58 UTC
0 コメント数 シェア 「英雄論」曹操 そもそも英雄とは大志を抱き どんな時にでも備えられる計を持ち 行ってはひるまず時代に遅れず 天地の理を知り 万人の指揮に臨む者でなければならん劉備:今の世にそのような人物がおりましょうかいる君と余だ 横山光輝『三国志 8 曹操の智謀』(潮出版社,1998)110p 8 タグ
0 コメント数 シェア 「放たれた虎」劉備 この広い大地に出れば大海を泳ぐ魚と同じです 大空を舞う鳥と一緒です自由に行動がとれます 横山光輝『三国志 8 曹操の智謀』(潮出版社,1998)155p 13 タグ
0 コメント数 シェア 「袁術の最期」農民(男) さっきまで水はあったがね 今なくなっちまった血ならまだ少し体に残っているがねそれ以外はみんなお前に吸い取られてしまったからな今度は俺の体を切り刻んで本当の血まで吸い取りなさるのかね 横山光輝『三国志 8 曹操の智謀』(潮出版社,1998)198p 6 タグ
0 コメント数 シェア 「くじ引き」曹操の使者徐州で劉備軍と にらみ合いを続けている王忠と総大将に対して 曹操様はお主達に生きた兵を与えている なぜワラ人形のようなまねをさせているのか 横山光輝『三国志 8 曹操の智謀』(潮出版社,1998)284p 7 タグ
0 コメント数 シェア 「私の曹操」曹操(ヨコ読み) 老驥伏櫪志在千里列士暮年壮心不己老いたる馬は厩に伏すとも志は千里にあり烈士は暮年においても壮心はやまず 横山光輝『三国志 9 関羽の千里行』(潮出版社,1998)428p 8 タグ
0 コメント数 シェア 「干吉老人(うきつろうじん)」孫策 一匹の毒蛾は数千の卵を生み 数千の卵はやがて数十万の毒蛾となり所かまわず飛び回る その害は限りのないものとなる 横山光輝『三国志 10 玄徳と凶馬』(潮出版社,1998)99p 5 タグ
0 コメント数 シェア 「水鏡先生」司馬徽(しばき) 八 九年の間 始めて衰えんと欲す十三年に至って孑遺なし 到頭天命 帰する所あり泥中の蟠竜 天に向って飛ぶ 横山光輝『三国志 10 玄徳と凶馬』(潮出版社,1998)271p 5 タグ
0 コメント数 シェア 「浪士巣福」司馬徽(水鏡先生)檀渓を渡った劉備のもつ凶馬について それはこの馬があなたを助けたのではなく 馬自身が助かりたかったからです 横山光輝『三国志 10 玄徳と凶馬』(潮出版社,1998)306p 5 タグ
0 コメント数 シェア 「浪士単福」司馬徽(水鏡先生) 戦にも法というものがございます 数が少なければ数の少ない戦い方がございます 横山光輝『三国志 10 玄徳と凶馬』(潮出版社,1998)315p 6 タグ
0 コメント数 シェア 「関羽と張飛 どっちも強い」岡崎由美(早稲田大学文学部教授 当時) 張飛は強かった。野獣のように強かった。ノン・ストップ・バイオレンスである。 横山光輝『三国志 10 玄徳と凶馬』(潮出版社,1998)419p 7 タグ
1 コメント数 シェア 「孔明を訪ねて」司馬徽(水鏡先生)孔明にとって 学問は高いも低いもない その学識を役に立てられるかどうかが問題なんだ 横山光輝『三国志 11 孔明の出廬』(潮出版社,1998)66p 7 タグ まさに、その通り。役に立たなければ、学問は人生の無駄。 - 天帝 2013-01-29 12:47:52 UTC