一般的に人間は犬に似ている。他の犬が遠くで吠えるのを聞いて自分も吠える
「歴史断章」より
男がありとあらゆる理屈を並べても、女の一滴の涙には勝てない
「格言集」より
その年齢の知恵を持たないものは、その年齢のすべての困苦を持つ
「格言集」より
人々が永いこと論争している場合には、
彼らの論じあっている事柄が彼ら自身に不確かな証拠である。
「断片」より
独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。
「格言集」より
偏見は判断を持たない意見である。
「哲学辞典」より
偏見というのは一般愚民の王である。
「狂言」より
自愛は最大のへつらいである。
「格言集」より
人は刃物をふりかざさなければ、この世で成功せず、
しかも、死ぬ時は手に武器を握って死ぬのだ
「格言集」より
あらゆる人は同等である。それを異なるものにするのは生まれではなくて、徳にあるのみ
「人間論」より
あまりにも有名になった名前は、なんと重荷になることか。
「格言集」より
真の欲求がなくては真の満足はない
「断片」より
真の欲求なくして真の満足はない
「格言集」より
自然は人間のおよぼす教育上の影響力をその裡にいだいている。
「モリエールの生涯」より
天性はつねに教育よりいっそうの影響力を持つ
「モリエールの生涯」より
白人や黒人、アルビノにホッテントット、サーミ人や中国人、あるいは南アメリカの人々が全く違うなどと考えていいのは目の見えぬ人だけだ。
Essai sur les Moeurs et l'esprit de nations
1756年に発行、邦訳は出ていない模様。
1756年に発行、邦訳は出ていない模様。
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せ付けず。
私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る
または
「―だがあなたがそれを主張する権利には賛成だ」
'I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it,' was his attitude now.
S・G・タレンタイア
『ヴォルテールの友人』(1906年)
民主主義・自由主義のとりわけ表現の自由
言論の自由の原則を端的に示した名文句として
人々に記憶されている
「―だがあなたがそれを主張する権利には賛成だ」
'I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it,' was his attitude now.
S・G・タレンタイア
『ヴォルテールの友人』(1906年)
民主主義・自由主義のとりわけ表現の自由
言論の自由の原則を端的に示した名文句として
人々に記憶されている
もし神がイメージどおりに我々をお創りになったのなら、
きっと神にそのお返しをしているのであろう
不条理なものを信じているものは悪事を犯す
退屈な男になる秘訣はなにもかもしゃべることだ
涙は悲しみの物言わぬ言葉なり。
有益な書物とは読書に補足を要求せずにおかないような
書物のことである。
God is a comedian playing to an audience that is too afraid to laugh.
神は、笑うことを極端に恐れる観客のために演技する喜劇役者である。
しかめっ面の権威主義ほど、滑稽なものは無い。
History is the study of the world's crime.
歴史は世界的犯罪の学習である。
人間の歴史は戦争と愚行に満ちている。