イワン・ツルゲーネフ 49
1818年11月9日 - 1883年9月3日
フョードル・ドストエフスキー、レフ・トルストイと並んで、19世紀ロシア文学を代表する文豪である。ロシア帝国の貴族。
なお名前の表記は「ツルゲーネフ」の他、ロシア語の発音に近い「トゥルゲーネフ」という表記も用いられる...-ウィキペディア
俺は恋しているのだ、これがそれなのだ、これが恋なのだ
おお、めざまされた魂の、つつましい情感よ、その優しい響きよ、
そのめでたさと静もりよ。
恋の初めての感動の、とろけるばかりの悦びよ。
汝らはそも、今いずこ、今いずこ?
取れるだけ自分の手でつかめ。人の手にあやつられるな。
自分が自分みずからのものであること
生きることが、そんなに面白いかしら?
ぐるりを見回して御覧なさい。
気まぐれと自分勝手。・・・・・この二語にあなたは尽きるんですな。
あなたという人は、全部この二語のうちにありますよ
そんな憂鬱な顔をしないでよ。
わたし、人に同情されることなんか大嫌い
君には毒だ。全く毒だよ、ここの空気は、ねえ君
自由な者には自由を、救われた者には・・・・・・天国を与えよだわ
贅沢って、奇麗ですものね
人間というものは、たとえ岩の上に立っているにしても、
やはり立つのは自分の両足ですからなあ。
人は祈るにしても、奇蹟を祈るのである。
私はだれの意見にも賛成したいと思わない。
私は自分の意見を持っている。
今日から明日へと消えてしまう月日というものは
なんと無意味で なんと馬鹿らしいものであろう
Природа не храм, а мастерская, и человек в ней работник.
自然は教会ではなく工房であり、人はその働き手である。
Хочешь быть счастливым - выучись сперва страдать.
幸せになりたいなら、まず苦悩することを学べ。
Добро по указу — не добро.
命令通りの善行など、善行ではない。
Слово «завтра» придумано для людей нерешительных.
「明日」という言葉は、優柔不断な人々のために考え出されたものだ。
Кто стремится к великой цели, уже не должен думать о себе.
偉大な目的のために努める者は、もはや自己について考える必要はない。
Любовь сильнее смерти и страха смерти.
愛は死とその恐怖より強し。
そこが、詩のいいところなのね。つまり、この世にないことを、言ってくれる。しかも、実際あるものよりより立派なばかりでなく、ずっと真実に近いことをまで、言ってくれるのだもの。
わたし、こっちで上から見下ろさなくちゃならないような人は、好きになれないの。わたしの欲しいのは、向うでこっちを征服してくれるような人。
あの男は教育こそあったが、しかし頭がなかったよ
Смешного бояться — правды не любить.