新渡戸稲造
孟子(ja.wikipedia.org)の言葉
あなたが裸になって私を侮辱しても、それが私にとって何だというのか。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)88p
もっとも勇気ある者はもっとも心優しい者であり、愛ある者は勇敢である
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005,55p
もっとも悲しむべきことは、名誉にも打算がつきまとったことである。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)131p
アメリカ的あるいはイギリス的様式のキリスト教、つまり創造主の恩恵と純粋よりも、
たぶんにアングロ・サクソンの気まぐれや空想を含んでいるキリスト教は、
武士道という幹に接ぎ木するにはあまりにも貧弱すぎる芽である。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)183p
バックボーンたる精神を捨てれば、
それに代わるものとして登場するのは、目に見える物質主義となるのは必然である。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)218p
不名誉は樹木の切り口のように、時はこれを消さず、かえってそれを大きくする
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)86p
些細なことで怒るようでは君子に値しない。
大義のために憤(おこ)ってこそ正当な怒りである。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)88p
『海舟座談』
人に斬られても、こちらは斬らぬという覚悟だった。
ナニ、蚤(のみ)や虱(しらみ)だと思えばいいのサ。
肩につかまって、チクリチクリと刺しても、ただ痒いだけだ。生命に関わりはしないよ
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)144p
おそらくヒュー・ブラックの言葉
人を泥棒と呼べば、彼は盗むであろう
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)78p
西郷隆盛『西郷南洲遺訓』
人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして、己れを尽くし人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)89p
意味を教えてください
- もっちー
切腹をやり遂げるには、極限までの冷静さが必要だった。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)139p
剣は天国の鍵でもあれば、地獄の鍵でもある
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)140p
勇気とは
恐るべきものと、恐れるべきでないものを識別することだ
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)43p
勇気と名誉は、
ともに価値ある人物のみを平時の友とし、戦場の敵とすべきことを求めている。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)49p
名誉と名声が得られるのであれば、サムライにとって生命は安いものだ
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)91p
嘘は「心の弱さ」である
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)79p
天が人に大任をあたえようとするとき、まずその心を苦しめ、その筋骨をさいなみ、
飢えを知らせ、その人が行おうとしていることを混乱させる。
かくして、天は人の心を刺激し、性質を鍛え、その非力を補う。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)133p
妻は夫のために自分を捨て、夫は主君のために自分を捨てる。
そして主君は天の命に従う奉仕者であった。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)156p
富の道が名誉の道ではない
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)80p
切腹で運命をともにする、末弟であるわずか八歳の八麿に対して
左近:見よ、弟よ! わかったか。
あまり短刀を深く押込みすぎるな。後ろに倒れたら無様だ。前にうつ伏せ、ひざを崩すな。
内記:目をカッと見開け。さもないと女の死に顔のようになる。
切っ先が腸に触れるとも、力尽きようとも、勇気を奮って倍の力で掻き切れ
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)131p
平静さは静止の状態での勇気である。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)45p
心が籠もっていなければ礼とは呼べない
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005,64p
トーマス・カーライルの言葉
恥は、あらゆる徳、立派な行い、善き道徳心の土壌である
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)86p
戦雲が地平線に重くたれ込めようとも、
平和の天使の翼がこれらを吹き払ってくれることを信じよう。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005)190p
敗れたる者を慈しみ、おごれる者を挫(くじ)き、
平和の道を立てること、これぞ汝の業(わざ)。
著・新渡戸稲造 訳・岬龍一郎 『武士道』(PHP文庫,2005,56p