志士
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一理行けば一里の忠、二里行けば二里の忠を尽くす
元治(1864)元年、俗論派に対して各諸隊に決起を促したときに言った言葉。
人は艱難は共にできるが富貴は共にできない
慶応(1865)元年、俗論派に対するクーデターを成功させた後、正義派による反幕政権を確立した後、政権争いをする同士達を見ていった言葉。
死は好むべきものにあらず、亦悪むべきにもあらず。
道尽き安ずる、便ち是死所。
世に生きて心死する者あり。身亡びて魂存する者あり。
心死すれば生くるも益なし。魂存すれば亡ぶも損なきなり。
死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし。
生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。
幕末、長州藩士高杉晋作が、師である吉田松陰に手紙で「丈夫(男子)の死すべき所はどこであるのか」と質問した際、松陰が返答した言葉。
涙を抱えて沈黙すべし
次々と重なる悲運のときに彼が書いた手記がこの悲壮な言葉である。
志とは 目先の貴賤で動かされるようなものではない
今 賤しいと思えるものが明日は貴いかもしれない
君子となるか小人となるかは家柄の中にはない
君 自らの中にあるのだ
文久元年十一月二十六日 北川竹次郎宛手紙 にて