人間科学
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人間は環境から刺激を受け、
それを脳の中で加工することで意味のある情報を受け取るのではなく、
意味のあるは人間を取り巻く環境の中にある
佐々木正人『アフォーダンス』(岩波書店,1994)
佐々木正人
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1952年生まれ。日本の心理学者。
「心はわれわれの中に存在する」
これはたしかに「意識」としては誰にでも理解できることである。
だからといってその存在を「物質」という形でわれわれの前に現すことは決してなく、
その存在を知り得るのは「行動」という心の表現物を通してのみである。
山鳥重『脳からみた心』(NHK出版,1985)
山鳥重
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1939年生まれ。日本の脳科学者。医師。
コンピュータシステムは、
私たち人間社会のメカニズムとその構造をきれいに映し出す鏡なのである。
AERA Mook 73『人間科学がわかる。』(朝日新聞社,2001)P159
丸山健夫
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1955年生まれ。武庫川女子大学文学部教授。
排除ほど人間にとって濃い人間関係はないでしょう
AERA Mook 73『人間科学がわかる。』(朝日新聞社,2001)P142
リービ英雄
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1950年生まれ。作家、法政大学国際文化学部教授。
暴力は〝悪〟ですが、それを自覚しているうちは悪ではありません。
〝悪〟とは感じなかったり、
そう感じないように正当化された暴力こと最大の〝悪〟と言えます。
AERA Mook 73『人間科学がわかる。』(朝日新聞社,2001)P82
大渕憲一
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1950年生まれ。東北大学大学院文学研究科教授。