以前、どこかの会社の社長が、
知恵ある者は知恵を出せ、知恵無き者は汗を出せ、
それも出来ない者は去れ、と社員に言っていたことがある。
松下はその言葉を聞くと、「あかんな、つぶれるな」と言った。
「本当は、まず汗を出せ、汗の中から知恵を出せ、
それが出来ない者は去れ、と、こう言わんといかんのや。
知恵があっても、まず汗を出しなさい。
本当の知恵はその汗の中から生まれてくるものですよ、ということやな。

松下幸之助

松下幸之助 223

1894年11月27日 - 1989年4月27日
日本の実業家、発明家、著述家。 パナソニック(旧社名:松下電気器具製作所、松下電器製作所、松下電器産業)を一代で築き上げた経営者である。異名は経営の神様。 自分と同じく丁稚から身を起こした思想家の石田梅岩に倣い、PHP研究所を設立して倫理教育に乗り出す一方、晩年は松下政経塾を立ち上げ政治家の育成にも意を注いだ...-ウィキペディア


寄せられたコメント(8)

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    そうやな、そうやねん・・・。がんばろう - 銘無き石碑

    聞きかじった、読みかじった知識を、評価される時代。ただ知識、知恵が有るのではなく、汗をかき、その場その時で感じ、考え、もがき苦しみ…産まれる生きた知恵の大切さを表現したものと思います - 銘無き石碑

    サッカーワールドカップの岡田ジャパン も汗かいて苦しんだ中から知恵出た。 まずやってみて、他人に批判されて、改良して知恵 が出る。 本で読んだ知恵はもろく弱い。 - JK

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    経験と実践による裏付けも無いような知識は、知恵ではなく屁理屈だ - 銘無き石碑

    松下幸之助は誰よりも汗をかいていたよ。 あんなに動き回る人はみたことない。 - らっぱの。

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