暗黒時代には、宗教ほど諸国民を導くのに最適なものはなかった。
というのも、
暗黒の中では目の見えない人がいちばんよい案内役で、目明るきよりもずっと確かだからである。
しかし、昼になって明るくなっても目の見えない人に案内させているとすれば、
それは阿呆である。

「落想集」より
ハインリヒ・ハイネ

ハインリヒ・ハイネ 119

1797年12月13日 - 1856年2月17日
ドイツの作家、詩人、文芸評論家、エッセイスト、ジャーナリスト。デュッセルドルフのユダヤ人の家庭に生まれる。名門ゲッティンゲン大学卒業、法学士号取得。当初は商人、ついで法律家を目指したが、ボン大学でA・W・シュレーゲルの、ベルリン大学でヘーゲルの教えを受け作家として出発...-ウィキペディア


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