ミシェル・フーコー 7

1926年10月15日 - 1984年6月25日
フランスの哲学者、思想史家、作家、政治活動家、文芸評論家。 主に権力と知識の関係、そしてそれらが社会制度を通じた社会統制の形としてどのように使われるかを論じている。構造主義者やポストモダニストと呼ばれることが多いが、フーコーはこれらのレッテルを拒否している。フーコーの思想は…-ウィキペディア

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時代はいつかドゥルーズのものであろう

賭けてもいい、人間は波打ち際の砂の表情のように消滅するであろう、と。

『言葉と物』より

    キャッ~!!人間の終わり~~!?人間死んだ - フコ

権力の関係は他の形の関係(経済的プロセス、知識の関係、性的関係)に対して外在的な位置にあるものではなく、それらに内在するものである。そこに生じる分割、不平等、不均衡の直接的結果としての作用であり、また相互的に、これらの差異化構造の内的条件となる。

『性の歴史 知への意志』渡辺守章訳

権力と知は相互的に直接含み合う。

『監獄の誕生――監視と処罰』田村俶訳

権力は下から来るということ。即ち、生産の機関、家族、極限された集団、諸制度の中で形成され作動する多様な力関係は、社会体の総体を貫く断層の広大な効果に対して支えとなっている。このような効果が、そこで、局地的対決を貫き、それを結びつける全般的な力線を形作る

知への意志
Where there is power, there is resistance.

権力のあるところ、抵抗(レジスタンス)あり。

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I'm no prophet. My job is making windows where there were once walls.

私は予言者ではない。私の仕事は壁のあるところに窓を作ることだ。

真実から人々の眼を塞ごうとする「壁」に「窓」を作ることが、自由を愛する者の務め。