ヴァルター・ベンヤミン 5

1892年7月15日 - 1940年9月26日 ドイツの文芸評論家。思想家、翻訳家、社会学者。

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どの世代も、まさに過ぎ去ったばかりの世代のモードを、
考えられる限り最も徹底的な抗催淫剤として体験する。
無機的なもののセックスアピールに屈するフェティシズムこそが、
モードの自律神経なのである

『パサージュ論』[B9、1]

モードは、感情移入のそのつどの最新基準を決める。

『パサージュ論』[J75、3]

モードは新しきものの永遠回帰である。
にもかかわらず、まさにモードの中に救出の契機があるだろうか?

『セントラルパーク』

モードには、アクチュアルなものへの嗅覚がある

『歴史の概念について』

真理は、破砕せんばかりに時に充電されている。
この破砕が、ほかでもない、志向の死であり、
この死はつまり、ほんものの歴史的時間、即ち真理の時間の誕生と同時に起こる。
この瞬間、志向は死ぬ。

『パサージュ論』[N3、1]