大伴家持 3
養老2年(718年)頃 - 延暦4年8月28日(785年10月5日))は奈良時代の貴族・歌人。
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朝寝の床でまどろんでいると、朝はやくから射水川を往来する舟人がうたう越の舟歌が、遥かに聞こえて来る
朝床に 聞けば遥けし 射水川
朝漕ぎしつつ 唄ふ舟人
巻19・四一五〇
ああ、なんてみっともない。立派な政治家を気取って、酒も飲まない、そんや奴の顔をよくよく見ると、お猿さんそっくりだ
あな醜賢しらをすと酒飲まぬ
人をよく見れば猿にかも似る
巻3・三四四
晩年の悲喚の歌
世の中は 空しきものと 知る時し
いよよますます かなしかりけり
巻5・七九三