エミリー・ディキンソン 39

1830年12月10日 - 1886年5月15日
エミリー・エリザベス・ディキンソン(Emily Elizabeth Dickinson、1830年12月10日 - 1886年5月15日)はアメリカの詩人。生前は無名であったが、1700篇以上残した作品は世界中で高い評価を受けており、19世紀世界文学史上の天才詩人という名声は今や不動のものとなっている。...-ウィキペディア

魂は己自信の社会を選び、扉を閉じる

「人生」より

人生における成功の秘訣は、成功しなかった人々だけしか知らない

「人生」より

名声はさまざまな食器皿にもられる気まぐれな食物だ。

「詩人の日記」より

平和の宗教を持つ人間にとって、その最高の価値は愛である。
戦争の宗教を持つ人間にとって、
その最高の価値は闘争である。

「われわれの前の選択」より

衰えた美貌ほど年齢を感じさせるものはない

「覚書」より

人の失意の中にはほかの誰も入っていけない。
自分自身も傷付いたことがあるという特権なしに。

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一つの心が壊れるのを止めることができたなら
私の人生は無為ではない


    君の心は脆いのか?質問に回答しないね。言っていることに整合性が取れてない。 - 銘無き石碑

あのような方たちが生きたということは、
「不滅の生」を証明してくれる

ことばは死んだ
口にされた時、
という人がいる。
わたしはいう
ことばは 生き始める
まさに その日に。

わたしは神さまと話したことがない
天国を訪れたこともない
でもちゃんと分かってます、その場所が
まるで点検をすましたみたいに

あのような方たちが 死んだということは
わたしたちを いっそう安らかに死なせてくれる

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「希望」は羽根をつけた生き物
魂の中にとまり
言葉のない 調べをうたい
けっして 休むことがない

その死んでゆく目を、どの国も
愛国者への愛をこめて見つめはしない

馬車に乗っているのは ただ わたしたち
それと「不滅の生」だけだった。

わたしは「死」のために止まれなかったので
「死」がやさしくわたしのために止まってくれた

甘露の味を知るには
激しい渇きがなければならぬ。

成功をもっとも心地よく思うのは
成功することのけっしてない人たち。

まっぴらね 誰かである なんてこと!

勝利を得ても、どこの国民も気がつかぬ
倒れても 誰も注意を払わない

詩人は みずからが 財産で
時間の 外にあるのです

なぜ あの方々は わたくしを天国から締め出すのでしょう?
うたう声が やかましかった?

傷あとは見つかりません、
ただ心の内に変化が生じ、
そこに意味が、あるのです

もし確かに、この世の生が尽きた時
あなたとわたしの人生が、あるのなら

何と我慢強いことか魂は、
そんなにも耐えられるなんて
足音が近づいてくることに
ドアが開くことに

真実はゆっくりと輝くのがよいのです
さもないと誰もかも目がつぶれてしまいます