大前研一 4

日本の経営コンサルタント。1943年生まれ。

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選挙期間中の政策は大統領になったら捨てるべきなのだ

事実に基づいた論理的思考ほど世界中で役に立つものはない。どこの会社に行っても、問題が起きたときにはこれがいちばんの解決策を導く。そして、リーダーシップというのはこの論理的思考によって自然と醸し出されるものである

今の時代の親がやるべきことは、価値観を押しつけ、答えを教えることではなく、子供が自分の力で考えるようにしむけ、親自身が子供と一緒に教えることである

データを分析して出てくるものは仮説にすぎないのだが、日本のほとんどの経営者やビジネスマンは、その仮設を結論だと思い込んでしまう。そこで「結論を得た」と思って安心し、仮説を裏付けるだけの証拠収集や、本当の結論に至るまでの論理的思考を怠ってしまうのだ