スティーヴン・キング 15
生 1947年9月21日
アメリカのモダンホラー小説家。作品は世界各国で翻訳され読まれている。...-ウィキペディア
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世界はまわりつづける、それだけのこと。
世界にしがみついていればいっしょに回転していられるが
立ち上がって抗議の声を張りあげたら
振り落とされてしまうのがオチなのだ。
「グリーンマイル」より
これはいける、という知恵は、
ある天気のいい日に
何の前触れもなく空から降ってわくものだと思っておけば間違いない。
楽しくなければ何をやっても無駄である。
書くもの書くものが全部支持されるということはあり得ない。
言葉はいつもネクタイに紐靴の正装である必要はない。
小説の役割は文法の手本を示すことではない。
語彙に関しては、
真っ先に浮かんだ言葉を使うという鉄則を忘れてはならない。
言葉は意図を近似的に表示するものでしかない。
多くの場合、どう頑張っても文章では全てを尽くせない。
感動した作品の影響で、その文体に染まることは一向にかまわない。
構想を練ることと、作品の流れを自然に任せることは、とうてい両立しない。
構想は優れた作家にとって無用の長物であり、
無能な作家が真っ先に頼る常套手段である。
構想に寄りかかった作品は、いかにも不自然で重ったるい。
登場人物が上品な口をきくか、下世話にものを言うかは、
作品の価値にはおよそかかわりのないことである。
動機は何でもかまわない。
書きたいことを書けばいい。
何だろうと構わない。
偽りでないかぎりは。
書きたいものを書かずに自分自身を偽り、
書きたくもないものをダラダラ書き続けても、
ダラダラした作品になってしまうから気をつけなさい。という意味かなと思った。 - 銘無き石碑
>偽りは心に奥行きを作ってくれる大切な物だ
貴方のこの意見もとても意義があると思う。
子供が作り話を見て感動することがあるように、
時として幻想は現実よりも豊かさを与えてくれるから。
ではこれにて失礼。 - 銘無き石碑
Monsters are real, and ghosts are real too. They live inside us, and sometimes, they win.
怪物たちはリアルだ、亡霊たちはそれ以上にリアルだ。彼らは我々の中で生き、しばしば勝利を収める。
自らの心の内に巣食う「闇」に呑まれてはならない。現実がいかに酷くとも。
Time's the thief of memory.