名言・語録一覧

いたらざる足らざる多し一年の我が來し道をかへり見すれば

いたらざる 足らざる多し 一年の 我が来し道を かへり見すれば
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
関根滋 8

旧日本軍人 昭和20年7月24日広島県呉港にて戦艦「伊勢」上で戦死。享年22歳。

噛みこなし噛みてふくめてのたまひしかのみ言葉は忘らえぬかも

噛みこなし 噛みてふくめて のたまひし かのみ言葉は 忘らえぬかも
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
関根滋 8

旧日本軍人 昭和20年7月24日広島県呉港にて戦艦「伊勢」上で戦死。享年22歳。

友は皆いで征きにけりきびしくも氷雨降りしく伊達の國原

友は皆 いで征きにけり きびしくも 氷雨降りしく 伊達の國原
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
関根滋 8

旧日本軍人 昭和20年7月24日広島県呉港にて戦艦「伊勢」上で戦死。享年22歳。

ことさらにたのしかりけり草莽(さうまう)の道行く子らのまどゐする夜は

ことさらに たのしかりけり 草莽(そうもう)の 道行く子らの まどいする夜は
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
関根滋 8

旧日本軍人 昭和20年7月24日広島県呉港にて戦艦「伊勢」上で戦死。享年22歳。

時雨來て紅葉ちりふさ庭べに心の友を恋ひて居にけり

時雨来て 紅葉ちりふ さ庭べに 心の友を 恋ひて居にけり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
関根滋 8

旧日本軍人 昭和20年7月24日広島県呉港にて戦艦「伊勢」上で戦死。享年22歳。


    なんかいいな - 銘無き石碑

春されば祖國の櫻に魁けて咲いて笑って散る吾が身かな

春されば 祖國の桜に 魁けて 咲いて笑って 散る我が身かな
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
遠藤益司 2

神風特攻隊員 昭和20年4月6日沖縄方面にて特攻戦死。享年23歳。日本大学出身。

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蛙なく春の末にもなりぬればいでや咲くらん山吹の花

蛙なく 春の末にも なりぬれば いでや咲くらん 山吹の花
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
大河内秀敏 1

海軍航空隊 昭和20年3月23日フィリピン島沖にて戦死。享年19歳。

大空に散ると決めにし我ならば今こそ征かん若櫻なり

大空に 散ると決めにし 我ならば 今こそ征かん 若桜なり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
小野塚一江 1

神風特攻隊員 昭和20年3月18日沖縄海域にて特攻戦死。享年20歳。

うぐひすも春風吹かば鳴くものをなぜに此の身は春を待てぬや

うぐひすも 春風吹かば 鳴くものを なぜにこの身は 春を待てぬや
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
加藤啓一 2

神風特攻隊員 昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

散りて行く我が身なりとは知りながら蝶ぞ恋しき春の夕空

散りて行く 我が身なりとは 知りながら 蝶ぞ恋しき 春の夕空
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
加藤啓一 2

神風特攻隊員 昭和20年4月6日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

ひむがしの海面さしくる朝日影その豊日影國あらたなり

ひむがしの 海面さしくる 朝日影 その豊日影 國あらたなり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
片桐一雄 5

旧日本軍人 昭和20年5月15日沖縄首里にて戦死。享年23歳。中央大学専門部出身...

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朝霜の道きはまりて捕はれし同志(とも)等しのばゆこれの白梅

朝霜の 道きはまりて 捕はれし 同志(とも)等しのばゆ これの白梅
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
片桐一雄 5

旧日本軍人 昭和20年5月15日沖縄首里にて戦死。享年23歳。中央大学専門部出身...

裏川のみづのひびきもしづかなり散りける同志(とも)を思ひゐる夜は

裏川の みづのひびきも しづかなり 散りける同志(とも)を 思ひいる夜は
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
片桐一雄 5

旧日本軍人 昭和20年5月15日沖縄首里にて戦死。享年23歳。中央大学専門部出身...

泣きつゝもをのゝきつゝも君が爲使命(みこと)かしこみただにつとめむ

泣きつつも おののきつつも 君が為 使命(みこと)かしこみ ただにつとめむ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
片桐一雄 5

旧日本軍人 昭和20年5月15日沖縄首里にて戦死。享年23歳。中央大学専門部出身...

おほらかに靜もり立たす神富士の底ひに燃ゆる荒御魂(あらみたま)はや

おおらかに 静もり立たす 神富士の 底ひに燃ゆる 荒御魂(あらみたま)はや
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
片桐一雄 5

旧日本軍人 昭和20年5月15日沖縄首里にて戦死。享年23歳。中央大学専門部出身...

なすことのなくてすぎきしこの体今こそ散らん特攻の華

なすことの なくてすぎきし この体 今こそ散らん 特攻の華
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
片寄從道 2

神風特攻隊員 昭和20年4月28日沖縄にて特攻戦死。享年17歳。

黄昏の影踏み集ふ食卓に伏せたる椀の多くあるかな

黄昏の 影踏み集ふ 食卓に 伏せたる椀の 多くあるかな
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

焼きつくる翼に立ちて轟沈と破顔一笑戰友は征きたり

焼きつくる 翼に立ちて 轟沈と 破顔一笑 戦友(とも)は征きたり
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

亡き数に入らせし戰友のみ名連ね正行のごと我も征かばや

亡き数に 入らせし戦友(とも)の み名連ね 正行のごと 我も征かばや
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

おもかげはさやかに顕てり今は早や神鎭まれる戰友にしあれど

おもかげは さやかに顕てり 今は早や 神鎮まれる 戦友にしあれど
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

降り立てば故障ありやと飛び付ける整備課員に首下りぬ

降り立てば 故障ありやと 飛び付ける 整備課員に 首下りぬ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

ひむがしの空ほのぼのと白み來て夜間整備は今終れりと聞く

ひむがしの 空ほのぼのと 白み来て 夜間整備は 今終れりと聞く
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

洞窟にしたたる水を水筒に今宵夜襲へ兵は出で立つ

洞窟に したたる水を 水筒に 今宵夜襲へ 兵は出で立つ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

軍艦旗はいづくぞと問ふ兵の深傷の声に起きて坐りぬ

軍艦旗は いづくぞと問ふ 兵の 深傷の声に 起きて座りぬ
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。

今宵又敵の戰車に地雷抱き体当たりせし兵のありしと

今宵又 敵の戦車に 地雷抱き 体当たりせし 兵のありしと
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
板橋泰夫 11

神風特攻隊員 昭和20年8月9日沖縄にて特攻戦死。享年21歳。