マルセル・プルースト 15
1871年7月10日 - 1922年11月18日
フランスの小説家。畢生の大作『失われた時を求めて』は後世の作家に強い影響を与え、ジェイムズ・ジョイス、フランツ・カフカと並び称される20世紀西欧文学を代表する世界的な作家として位置づけられている…-ウィキペディア
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恋わずらいの人は、ある種病人のように、自分自身が医者になる。苦痛の原因をなした相手から癒してもらえることはないから、結局は、その苦痛の中に薬を見出す
「失われた時を求めて」より
われわれの忘却してしまったものこそ、ある存在をいちばん正しくわれわれに想起させるものである
「失われた時を求めて」より
英知は受け売りでは身に付くものではない。
自分自身で発見するものである。
「失われた時を求めて」より
苦痛を徹底的に経験することによってのみ、それは癒される
「失われたものの追憶」より
われわれは十分に苦労を経験することによってのみ苦労は癒される
「過去についての追憶」より
病人というものは、正常な人よりも己の魂により近く迫るものだ。
「楽しみと日々」より
知恵は与えられるものではない。
避けては通れない、
誰にも代わってもらえない旅路の果てに、
自分で見つけなければならない。
何かが変わったのではない。
私ただひとりが変わったことで、
すべてが変わったのである。
私たちには、遠いものの方が近いものより
よく知られていることがある。
幸福は身体にとってよいことだ。
だが精神を鍛えるのは、幸福ではなく心の痛みである。
人工的なものを造る場合でも、人間はかならず自然に働きかけている。
なぜならエルスチールは彼女のことを小細工を弄するきたならしい女、欲の皮ばかり突っ張っていて、面白くもなんともない女、と見なしていたからである。
避けたい避けたいと思っているものからは逃げられないものなんだねぇ
The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes.
真の発見の旅とは、新たな風景を探すのではなく、新たな視点を持つことなのだ。
Let us be grateful to the people who make us happy; they are the charming gardeners who make our souls blossom.