アルベール・カミュ 58

1913年11月7日 - 1960年1月4日
フランスの小説家、劇作家、哲学者。フランス領アルジェリア出身。第二次世界大戦中に刊行された小説『異邦人』、エッセイ『シーシュポスの神話』などで注目され、戦後はレジスタンスにおける戦闘的なジャーナリストとして活躍した。また『カリギュラ』『誤解』などを上演し...-ウィキペディア

What’s true of all the evils in the world is true of plague as well. It helps men to rise above themselves.

世界の総ての悪の真実とは、ペストの真実でもある。それは人々が自身をより高めることを助けるものなのだ。

(『ペスト』より。現実を直視し、立ち向かってこそ、人々は真の救いを見出せる。コロナウィルスが猖獗を極める現在、この言葉は痛切に響く)
A loveless world is a dead world.

愛を失った世界は死の世界だ。

『ペスト』
But what does it mean, the plague? It's life, that's all.

ペストが意味するものは何だ?それが人生であり、それが全てなのだ。

『ペスト』

そして、すべてを明晰に見分けているとき、価値のシステムは無用となる。

思考の正しさをなにが決めるかといえば、それは思考にこめられた極度の意識なのだ。


    意識じゃないだろうね。分析力の高さだろう。 - 銘無き石碑

芸術創造とは偉大な物真似なのだ。

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仮面をぬげと迫るのなら、堂々と挑戦してやるぞ。嘲笑の先手を打つつもりで、わたしは四面楚歌のまんなかに飛びこむことを想像した。

嘘だって結局は真実への道をめざしているわけでしょう?