日本人は、失敗ということを恐れすぎるようである。
どだい、失敗を恐れて何もしないなんて人間は、最低なのである。
発明は恋愛と同じです。
苦しいと思えば苦しい。
楽しいと思えばこれほど楽しいことはありません。
発明考案にしても、
人より一分でも一秒でも早ければ、特許になる。
すべてスピードじゃないですか。
だから、スピードを否定したら、発明的創意工夫もないし、
そこにウィットもないはずです。
勇気というのは強いからとか、
勇ましいから勇気があるというのではない。
たとえ、自分にとってどんなに不利な結果になろうとも、
自分が真実であり、
妥当であると考えたことを認め、
それに賛成することこそが勇気である。
信用とは、人に好かれること、 約束を守ること、儲けさせることに尽きる。
ホンダだけがターボ禁止なのか?
…違うのか、馬鹿な奴等だ。
ホンダだけに規制をするのなら賢いが、
すべて同じ条件でならホンダが一番速く、
一番いいエンジンを作るのにな。で、なんだ話ってのは?
F1でターボが禁止されたことを伝えに来たチーム監督に対して
ホンダだけがターボ禁止なのか?
…違うのか、馬鹿な奴等だ。
ホンダだけに規制をするのなら賢いが、
すべて同じ条件でならホンダが一番速く、
一番いいエンジンを作るのにな。で、なんだ話ってのは?
F1でターボが禁止されたことを伝えに来たチーム監督に対して
社長も課長も包丁も盲腸も同じ
考え方はかなり違うが
違うからこそ組む価値がある
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)19p
ハンマーをふるうのは右手
左手は陰になっていつも犠牲になる
だけど左手があるからこそやれる
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)28p
人間というものは、死ぬまで用事があるもんだよ。
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)29p
俺は油の匂いが大好きなんだよ
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)30p
仕事中は階級もあり、指導もある
でも、仕事を離れりゃ
友達同士じゃないですか
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)31p
矛を収めるタイミングがある
それさえ知っていれば
大いにケンカすべし
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)38p
子どものころの<発想と行動>の原型と同じ
アイデアが生まれるのは
常識のまま考えたり
行動しないだけ
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)49p
中国の昔の本に書いてあった。
革命とは“昨日の常識を破り、新しい常識をつくること”だ
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)49p
常識っていうのは、人間が考えたこと
それを疑って破っていくのが進歩
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)51p
アイデアは人間である
すぐれたアイデアは
すぐれた人間から生まれる
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)53p
私の頭の中に創造力という
バッテリーが詰っているわけではない
苦しまぎれの思いつきなのである
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)63p
技術屋というものは
失敗したときには必ず反省するば
成功すると反省しない
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)67p
片山修編『本田宗一郎からの手紙』より
自分が儲けたいなら、まず人に利益を与えることを考えよ。
そのあとに、そのオコボレをもらう。これが経営の本質でなければならない
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)159p
すぐれた国際人は
同時にその国の
立派な国民でもある
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)194p
負けのときは
負けなくてはね
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)219p
大きいものが
永久に大きいと
誰が保証できる
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)225p
大衆は品物のどこがいいか悪いかはわからないけれど、
いいか悪いかを見抜く力は持っている
本田宗一郎研究会編 『本田宗一郎語録』(小学館文庫,1998)226p