オスカー・ワイルド 100

1854年10月16日 - 1900年11月30日
アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。 耽美的・退廃的・懐疑的だった19世紀末文学の旗手のように語られる。多彩な文筆活動をしたが、男色を咎められて収監され、出獄後、失意から回復しないままに没した。...-ウィキペディア

本とは、道徳的か不道徳的かではない。
上手いか下手か、それだけだ

無知な者の心には、
常に偉大なアイデアが納まる余地がある

楽観主義の基本は真の恐怖である

一貫性とは、想像力のない者の
最後の逃げ場所である

すべてを知ろうとするほど
私は若くはない

人が徹底的に馬鹿なことをするときは、
常に気高き動機からによるものである

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関心を全然もたないひとびとには、
つねに親切でありうる。

義務はひとが他人から期待するものだ

結婚とは、まさしく相互の誤解に基づくものである。

芸術をあらわして、芸術家を隠すことが
芸術家の目的なのだ。

素顔で語る時、
人はもっとも本音から遠ざかるが
仮面を与えれば真実を語りだす

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道徳とは、われわれが個人として嫌っている
連中に対してとる態度にすぎない

時代を動かすものは、主義にあらずして、人格である。

戦争が邪悪と見なされている限り、
それは常にその魅力を持つであろう。
それが卑俗と見なされる時、人気を失うであろう。

教育とはよいものである
しかし、いつも忘れてはならない
知る価値のあるものは、すべて教えられないものだということを

道徳的な本とか不道徳的な本なんてない。
本は、よく書けているかそうでないかのどちらかだ

腕の悪い芸術家は互いの作品を褒めあう

朝飯を旨くさえ食わしてくれたら、まあ大抵の事は辛抱しておくさ。

人生の致命的な失敗とは、人間が分別を失うから起こるのではない。
分別を失う瞬間というのは、恐らく人間のもっとも素晴らしい瞬間である。
失敗は、人間が合理的になるから起こるものだ。
そこには大きな違いがある。

利己主義は、自分の望み通りに生きることではない。自分の望み通りに生きられるように、他人に強制することである。

通俗性とは、世間が劣悪な芸術にかぶせる月桂冠である。

In war, the strong make slaves of the weak,
and in peace the rich makes slaves of the poor.
戦争では暴力が屈従という奴隷を生み出し、
平和では富が貧困という奴隷を生み出す。

私たちは、みなドブのなかにいる。
だが、そこから星を見上げる人もいる。
少なくともその人の心は空を飛んでいる。

The truth is rarely pure and never simple.
真実は稀有なほど純粋であり、かつ単純なものではない。


    そうだね、わかるよ。単純ではないね。 - 銘無き石碑
Time is a waste of money.

時は金の浪費だ。