ライナー・マリア・リルケ 105

1875年12月4日 - 1926年12月29日
オーストリアの詩人、作家。シュテファン・ゲオルゲ、フーゴ・フォン・ホーフマンスタールとともに時代を代表するドイツ語詩人として知られる。 プラハに生まれ、プラハ大学、ミュンヘン大学などに学び、早くから詩を発表し始める。当初は甘美な旋律をもつ恋愛抒情詩を発表していたが、ロシアへの旅行における精神的な経験を経て...-ウィキペディア

このように確実に未来を購うことは 何処でもできはしない
いま 人目にたたず燃えている これがまだ私なのだろうか?

思い出を私はもってゆきはしない
ああ 生 生とは外にいることだ

おお 幼年時代 おお 滑り去ってゆくイメージよ
何処へ 何処へ それはいったのか?

何百人という人がお前を奏でているのか?
それともそれはただの一人か?

水はなんと幸福そうに言っていることだろう
走ることは歌うことだと