善の名言

善

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善きことを思えるは善きことを思えるに過ぎず、
悪しき事を思えるは悪しき事を為したるなり。

「如是閑語」より

長谷川如是閑 16

日本のジャーナリスト、文明批評家、評論家、作家。明治・大正・昭和と三代にわたり、...-ウィキペディア

万物皆純善にして悪なきなり。
すなわち皆善なり、半ばを過ぎるときは、すなわち善も悪となる。

「玲朧日記」より

沢庵 4

桃山江戸時代の禅僧

施して報いを願はず、受けて恩を忘れず。

「東里雑談」より

中根東里 2

江戸時代の儒学者

私は不正を行って、罪とならないよりも、善をなし、感謝されないほうがよい。

「ブルタルコス英雄伝より」より

マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス 13

マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス（ラテン語: Marcus Porciu...-ウィキペディア

未だ曾て邪は正に勝たず。

「菅家文章」より

菅原道真 4

平安時代の政治家・学者

ほかの善と自らの悪とは、顕微鏡にて之を見よ。そのいかに大いなるかを感ずべし。
ほかの悪と自らの善とは、顕微鏡にて之を見よ。
そのいかに小なるかを感ずべし。

「文集」より

清沢満之 6

日本の明治期に活躍した真宗大谷派(本山・東本願寺)の僧侶、哲学者・宗教家。旧姓は...-ウィキペディア

よしあしの文字をもしらぬひとはみな、まことのこころなりけるを
善悪の字しりがほは　おほそらごとのかたちなり。

善悪の文字すら知らない人は、嘘のない誠の心であったのに、善悪の字を知った顔をしてモノを書くのは大虚言の体らくである。「三帖和讃」より

親鸞 27

鎌倉時代前半から中期にかけての日本の僧。浄土真宗の宗祖とされる。法然を師と仰...-ウィキペディア

一切の法は皆わが心よりつくりなすものなり、
地獄も畜生もわが心のうちの苦なり。

「法語」より

慈雲 2

江戸時代の真言宗僧侶

職業にあるものは多かれ少なかれ分業の害悪をなめねばならない。
彼は一生を通じて細かに切り刻まれた仕事に没頭して、
一部分人としてしか成長し得ない危険に瀕する。

「学窓記」より

河合栄治郎 4

昭和時代の経済学者

悪は河における岸のごときものである。岸は流れを堰くが、、それは流れを推し進めるよすがとなる。
この世の悪は、人間が水の流れるごく善にむかわしめるために存在する。

「生の実現」より

ラビンドラナート・タゴール 15

インドの詩人、思想家。詩聖（グゥルゥデーウ गुरुदेव）として非常な尊敬を...-ウィキペディア

善をなさんとするものは門を叩き、
愛する者は門が開放されているのを見出す

「迷える島」より

ラビンドラナート・タゴール 15

インドの詩人、思想家。詩聖（グゥルゥデーウ गुरुदेव）として非常な尊敬を...-ウィキペディア

パンを得んがために純粋無垢を失うよりも、
餓死に甘んじるほうが人間にとってましである。

「断片」より

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 45

アメリカ合衆国の作家・思想家・詩人・博物学者。...-ウィキペディア

善とは何か－人間において権力の感情と権力を欲する意志を高揚するすべてのもの。
悪とは何か－弱さから生ずるすべてのものである。

「反キリスト」より

フリードリヒ・ニーチェ 336

ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られ...-ウィキペディア

善も強ければ、悪にも強いというのが、いちばん強力な性格である

「人間的な、あまりに人間的な」より

フリードリヒ・ニーチェ 336

ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られ...-ウィキペディア

悪は善のことを知っているが善は悪のことを知らず。

「夢・アフォリズム・詩」より

フランツ・カフカ 7

出生地に即せば現在のチェコ出身のドイツ語作家。プラハのユダヤ人の家庭に生まれ、法...-ウィキペディア

判断の道徳とは、基準を持たない精神の道徳を軽蔑する。
というのは、精神に科学が属しているように、
判断には感情が属しているからである。

「パンセ」より

ブレーズ・パスカル 83

フランスの哲学者、自然哲学者（近代的物理学の先駆）、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア

人々は美徳の点ではそんなに差異はなく、悪徳の点でのみ差異がある。

「パンセ」より

ブレーズ・パスカル 83

フランスの哲学者、自然哲学者（近代的物理学の先駆）、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア

われわれは理性によってのみではなく、心によって真実を知る。

「パンセ」より

ブレーズ・パスカル 83

フランスの哲学者、自然哲学者（近代的物理学の先駆）、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア

善行とは、悪行を慎むのではなくて悪行を望まないことである。

「断片」より

ジョージ・バーナード・ショー 70

ジョージ・バーナード・ショー（George Bernard Shaw, 1856...-ウィキペディア

悪に対する力を持たずに善に対する力を持つことは出来ない。
殺人者も英雄と同様に母親の乳が育てるのだから。

「バーバラ少佐」より

ジョージ・バーナード・ショー 70

ジョージ・バーナード・ショー（George Bernard Shaw, 1856...-ウィキペディア

善をなすには努力が必要である。しかし、悪を抑制するには、
さらにいっそうの努力が必要である。

「読書の輪」より

レフ・トルストイ 162

帝政ロシアの小説家、思想家で、フョードル・ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフ...-ウィキペディア

もし善が原因をもっていたとしたら、それはもう善ではない。
もしそれが結果を持てば、やはり善とは言えない。
だから、善は因果の連鎖の枠外にあるのだ。

「アンナ・カレーニナ」より

レフ・トルストイ 162

帝政ロシアの小説家、思想家で、フョードル・ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフ...-ウィキペディア

善の栄光は彼らの良心にあり、人々の言葉にはない。

「読書の輪」より

レフ・トルストイ 162

帝政ロシアの小説家、思想家で、フョードル・ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフ...-ウィキペディア

私は何か善を行おうとする希望を持ち、そこに悦びを感ずることも出来る。
だが同時に、悪を行いたいとも思い、そこにも悦びを覚えることが出来る。

「悪霊」より

フョードル・ドストエフスキー 105

ロシアの小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマー...-ウィキペディア

悪人とは、いかに善良な過去をもっていても、まさに堕落の道をたどろうとし、
善良さの度合いが減退する人間である。
善人とは、いかに道徳的に価値の少ない過去をもっていようと、
さらに善に向かって進んでいる人間である。

「哲学における経過」より

デューイ 5

アメリカの哲学者・教育者

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善きことを思えるは善きことを思えるに過ぎず、悪しき事を思えるは悪しき事を為したるなり。

万物皆純善にして悪なきなり。すなわち皆善なり、半ばを過ぎるときは、すなわち善も悪となる。

施して報いを願はず、受けて恩を忘れず。

私は不正を行って、罪とならないよりも、善をなし、感謝されないほうがよい。

未だ曾て邪は正に勝たず。

ほかの善と自らの悪とは、顕微鏡にて之を見よ。そのいかに大いなるかを感ずべし。ほかの悪と自らの善とは、顕微鏡にて之を見よ。そのいかに小なるかを感ずべし。

よしあしの文字をもしらぬひとはみな、まことのこころなりけるを善悪の字しりがほは おほそらごとのかたちなり。

一切の法は皆わが心よりつくりなすものなり、地獄も畜生もわが心のうちの苦なり。

職業にあるものは多かれ少なかれ分業の害悪をなめねばならない。彼は一生を通じて細かに切り刻まれた仕事に没頭して、一部分人としてしか成長し得ない危険に瀕する。

悪は河における岸のごときものである。岸は流れを堰くが、、それは流れを推し進めるよすがとなる。この世の悪は、人間が水の流れるごく善にむかわしめるために存在する。

善をなさんとするものは門を叩き、愛する者は門が開放されているのを見出す

パンを得んがために純粋無垢を失うよりも、餓死に甘んじるほうが人間にとってましである。

善とは何か－人間において権力の感情と権力を欲する意志を高揚するすべてのもの。悪とは何か－弱さから生ずるすべてのものである。

善も強ければ、悪にも強いというのが、いちばん強力な性格である

悪は善のことを知っているが善は悪のことを知らず。

判断の道徳とは、基準を持たない精神の道徳を軽蔑する。というのは、精神に科学が属しているように、判断には感情が属しているからである。

人々は美徳の点ではそんなに差異はなく、悪徳の点でのみ差異がある。

われわれは理性によってのみではなく、心によって真実を知る。

善行とは、悪行を慎むのではなくて悪行を望まないことである。

悪に対する力を持たずに善に対する力を持つことは出来ない。殺人者も英雄と同様に母親の乳が育てるのだから。

善をなすには努力が必要である。しかし、悪を抑制するには、さらにいっそうの努力が必要である。

もし善が原因をもっていたとしたら、それはもう善ではない。もしそれが結果を持てば、やはり善とは言えない。だから、善は因果の連鎖の枠外にあるのだ。

善の栄光は彼らの良心にあり、人々の言葉にはない。

私は何か善を行おうとする希望を持ち、そこに悦びを感ずることも出来る。だが同時に、悪を行いたいとも思い、そこにも悦びを覚えることが出来る。

善きことを思えるは善きことを思えるに過ぎず、
悪しき事を思えるは悪しき事を為したるなり。

万物皆純善にして悪なきなり。
すなわち皆善なり、半ばを過ぎるときは、すなわち善も悪となる。

ほかの善と自らの悪とは、顕微鏡にて之を見よ。そのいかに大いなるかを感ずべし。
ほかの悪と自らの善とは、顕微鏡にて之を見よ。
そのいかに小なるかを感ずべし。

よしあしの文字をもしらぬひとはみな、まことのこころなりけるを
善悪の字しりがほは　おほそらごとのかたちなり。

一切の法は皆わが心よりつくりなすものなり、
地獄も畜生もわが心のうちの苦なり。

職業にあるものは多かれ少なかれ分業の害悪をなめねばならない。
彼は一生を通じて細かに切り刻まれた仕事に没頭して、
一部分人としてしか成長し得ない危険に瀕する。

悪は河における岸のごときものである。岸は流れを堰くが、、それは流れを推し進めるよすがとなる。
この世の悪は、人間が水の流れるごく善にむかわしめるために存在する。

善をなさんとするものは門を叩き、
愛する者は門が開放されているのを見出す

パンを得んがために純粋無垢を失うよりも、
餓死に甘んじるほうが人間にとってましである。

善とは何か－人間において権力の感情と権力を欲する意志を高揚するすべてのもの。
悪とは何か－弱さから生ずるすべてのものである。

判断の道徳とは、基準を持たない精神の道徳を軽蔑する。
というのは、精神に科学が属しているように、
判断には感情が属しているからである。

悪に対する力を持たずに善に対する力を持つことは出来ない。
殺人者も英雄と同様に母親の乳が育てるのだから。

善をなすには努力が必要である。しかし、悪を抑制するには、
さらにいっそうの努力が必要である。

もし善が原因をもっていたとしたら、それはもう善ではない。
もしそれが結果を持てば、やはり善とは言えない。
だから、善は因果の連鎖の枠外にあるのだ。

私は何か善を行おうとする希望を持ち、そこに悦びを感ずることも出来る。
だが同時に、悪を行いたいとも思い、そこにも悦びを覚えることが出来る。