人形浄瑠璃
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一力茶屋で放蕩(のふりを)する由良助が、斧九太夫の差し出す蛸刺身を受け取りながらのせりふ。
手を出して、足をいただく蛸かいな
「仮名手本忠臣蔵」より。
大星由良助義金
1
赤穂藩浅野家筆頭家老・大石内蔵助(良雄)。
義母の嘆きを見るに忍びず、それとなく長五郎に抜け道を教える。
河内へ越ゆる抜け道は、
狐川を左にとり右へ渡って山越えに右へ渡って山越えに‥‥‥
よもやそうは参りますまい
「双蝶々曲輪日記」より。
南方十次兵衛
1
南与兵衛が郷代官に任ぜられ南方十次兵衛と改名して帰ってくる。
泣かしゃんせ泣かしゃんせ、その涙が蜆川へ流れて、小春の汲んで飲みやろうぞ
「心中天網島」より。
おさん(心中天網島)
1
近松門左衛門作の人形浄瑠璃。享保5年(1720年)12月6日、大坂竹本座で初演。...-ウィキペディア
星満々たりと言えど、月の光に勝つことあたわず、ならば手柄にからめて見よええ
義経千本桜
1
義太夫節またそれに合せて演じる人形浄瑠璃・歌舞伎の演目。
「吉野川」の場のせりふ。
心のままに鴬の、声は聞けども籠鳥の、雲井を慕う身の上を、思いやられよ
「妹背山婦女庭訓」より。
久我之助清舟
1
大判事清澄の子。
此の世の名残。夜も名残。死にゝ行く身を譬ふれば。
あだしが原の道の霜。一足づゝに消えて行く。
夢の夢こそあはれなれ。あれ数ふれば暁の。
七つの時が六つなりて 残る一つが今生の。鐘の響の聞納め。寂滅為楽と響くなり
「曽根崎心中」より。
曽根崎心中
2
近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃や歌舞伎の演目として有名な物語である。
逢ふに逢はれにその時は、この世ばかりの約束か。
「曽根崎心中」より。
お初(曽根崎心中)
1
『曽根崎心中』(そねざきしんじゅう/旧字曾根崎心中、そねざきしんぢゅう)は世話物...-ウィキペディア
クライマックス
この世の名残り、夜も名残り。死にに行く身をたとふればあだしが原の道の霜。
一足づつに消えて行く夢の夢こそあはれなれ
曽根崎心中
2
近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃や歌舞伎の演目として有名な物語である。