三四郎

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我は我が愆を知る。我罪は我前にあり

里見美禰子(三四郎) 1

自由放任主義で育った都会の女性。三四郎を翻弄する。まぶたは二重。英語が得意。亡き...

女が偉くなると、かう云ふ独身ものが沢山出来て来る。
だから社会の原則は、
独身ものが、出来得ない程度内に於て、女が偉くならなくつちや駄目だね

広田萇(三四郎) 1

第一高等学校の英語教師。身長は5尺6寸(約170cm。第11章)。母は明治憲法発...

美禰子に対して

ぼくの存在には貴方が必要だ。どうしても必要だ。
僕はそれだけの事を貴方に話したいためにわざわざ貴方を呼んだのです

小川三四郎(三四郎) 1

主人公。九州から列車で上京。大学一部文科(第1章)一年生。数え年で23歳(第1、...


    その台詞は、「三四郎」ではなく、同じ漱石作品の
    「それから」での代助から三千代への告白だったと思いますが…。 - 通りすがり

熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より‥‥‥
日本より頭の中の方が広いでせう
囚はれちや駄目だ。いくら日本の為を思つたつて贔屓の引倒しになる計だ

庄司(三四郎) 1

佐々木によれば、東京大学の「文科で有力な教授」(第9章)。博士。「精養軒の会」に...