細かな領域を知っている人が専門家だと思ったら誤解です。
今、特に自然科学の博士論文のタイトルを見ても何を言おうとしているのか
想像もできません。
本来、博士号はどのような問題であっても、
その専門分野を基にして合理的・科学的な答えを出すというものでした。
細分化され隣の畑で使えないなら博士号は意味がない。
どんな問題を与えられても一緒に考えてくれる人、
それが本来の専門家だと思います。

鷲田清一

鷲田清一 6

生 1949年9月2日
日本の哲学者(臨床哲学・倫理学)。京都市立芸術大学理事長・学長、せんだいメディアテーク館長。関西大学文学部教授、大阪大学総長などを歴任した。...-ウィキペディア


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