『ローマ人の物語』シリーズの最後の言葉
書物とは、著者が書き、出版社が本にし、
それを読者が読むことで初めて成り立つ媒体だが、
この三者をつなぐ一本の赤い糸が、「想いを共有する」ことにあるのだから。
塩野七生 『ローマ人の物語43 ローマ世界の終焉 [下]』(新潮文庫,2011)224p
塩野七生