シモーヌ・ヴェイユ 8

1909年2月3日 - 1943年8月24日
シモーヌ・ヴェイユ シモーヌ・ヴェイユ (哲学者)(Simone Weil, 1909年2月3日 - 1943年8月24日): フランスの哲学者。『重力と恩寵』が有名。 シモーヌ・ヴェイユ (政治家)(Simone Veil, 1927年7月13日 - 2017年6月30日): フランスの政治家。同国保健相や欧州議会議長などを歴任。…-ウィキペディア

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労働者はパンよりも詩を必要としている

AERA Mook 11『宗教学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P17

愛なき偶像崇拝、これ以上におぞましく悲しいものがあるだろうか。

過去の破壊はおそらく最大の犯罪である。

地上を支配するのは限定であり限界である。

わたしたちが非存在であると教えるために、神みずからが非存在となった。

ストア派の人びといわく、賢者は奴隷であっても王である。

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存在せぬものを愛せない魂が、状況しだいでいかに低俗な状態に落ちこみうるかを証明できる。

美しいとみなされるものに手はふれない。損ないたくないのでふれたいとも思わない。