所長 8
中央ロンドンの人工孵化・条件反射育成所所長。ジョンの父親。バーナードの職場の上司であり、彼を左遷しようとした。
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社会の善良にして幸福な一員であろうとするならば、
全般的理解はできるだけ最小限に止めておくことだ。
ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社,1974)P8
専門的知識は徳と幸福を増進するば、全般的知識は知的見地からいって必要悪なのだ
ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社,1974)P8
社会の背骨(バックボーン)をなすのは哲人ではなくして、
糸鋸師や郵便切手収蒐集家なのである。
ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社,1974)P8
人間が結合したものを自然が分離することはできない
ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社,1974)P28
歴史的事実はたいてい不愉快なものだ
ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社,1974)P30
子供の心はこういう暗示そのものとなり、
こういう暗示の総計がまた子供の心そのものということになる。
いや、なにも子供の心を限らない。
それが成人の心でもある――生涯を通じてそうなのだ。
判断し、よく防止、決定する心――それがこういう暗示ででき上がってしまうのだ。
ところで、こういう暗示とはわれわれが与える暗示なのだ!
ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社,1974)P36
消費を増大するのに何の役にも立たぬむずかしいゲームを人々にやらせておくなんて
ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社,1974)P37
歴史というものになじみが薄いと、
過去に関するたいていの事実はまったくまこととは思えないのだ
ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社,1974)P39