三輪執斎 3

江戸前・中期の儒学者

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心の本体は人心に宿る天神なり、この光明、人の意念にわたらず、
自然に是非を照らす、これを良知と言う。

心の本体は即ち人心に宿れる天神なり、
これ光明、人の意念に渡らず、自然に是非を照らす、
是れを良知という。

他人の為に是非を論ずるを休(や)めよ、是非外に向えば我先ず非なり、我が非、なんぞ能(よ)く人をして是ならしめん、他人の為に是非を論ずるを休めよ