ギュスターヴ・フローベール 11

1821年12月12日 - 1880年5月8日
ギュスターヴ・フローベール(フロベール)(Gustave Flaubert 発音例、1821年12月12日 - 1880年5月8日)はフランスの小説家。ルーアンの外科医の息子として生まれる。当初は法律を学ぶが、のち文学に専念。1857年に4年半の執筆を経て『ボヴァリー夫人』を発表、ロマンティックな想念に囚われた医師の若妻が、姦通の果てに現実に敗れて破滅に至る様を怜悧な文章で描き、文学上の写実主義を確立した…-ウィキペディア

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男は女に嘘をつくことばかり教え、亦、女に対して嘘ばかりついている

「書簡集」より

旅は人間を謙譲にします。世の中で人間が占める立場がいかにささやかなものであるかを、
つくづく悟らされるからです。

「書簡集」より

貧者が富者を嫉み、富者が貧者を怖れることは、永久に絶えないだろう。愛の福音というようなことは、それと無関係である

「ジョルジュ・サンド書簡」より

年を取るにつれてわれわれの能力の限界を知る

「断片」より

すべての根本は虚栄だ。われわれが良心と称するものすら、結局は虚栄の隠れた萌芽にすぎない

「断片」より

成功は結果であって目的ではない

「断片」より
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人生でもっとも輝かしいときは
いわゆる栄光のときではなく、
落胆や絶望のなかで
人生への挑戦と未来に成し遂げる展望が
わき上がるのを感じたときなのだ。


    君には飽きるわ。その暗い性格に疲れるしな。 - 銘無き石碑

    君って実は怠惰な人間だったんだね。やっと分かったよ。 - 銘無き石碑

    君ってほとんどいつも落胆の中にいるんじゃないか? - 銘無き石碑
Doubt … is an illness that comes from knowledge and leads to madness.

猜疑は知識がもたらす病であり、それは狂気を導く。

(『狂人の回想』から)予断と偏見に基づく「知識」は、他者への差別感情と憎悪を煽る。
The art of writing is the art of discovering what you believe.

書くことは、君が何を信じるかを発見することなのだ。

If the skies fall, one may hope to catch larks.

空が崩れ落ちようと、戯れとして受け止めたいものだ。

芸術は善意から作るものではない。

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