トーマス・ブラウン (作家) 11
1605年10月19日 - 1682年10月19日
サー・トーマス・ブラウン(トマス・ブラウン、Sir Thomas Browne、1605年10月19日 - 1682年10月19日)は17世紀イングランドの著作家。医学、宗教、科学、秘教など様々な知識に基づいた著作で知られる。
フランシス・ベーコンの自然史研究に影響を受け、自然界に深い興味を寄せた著作が多い。独自の文章の技巧で知られ、作品に古典や聖書の引用が散りばめられており、同時にブラウンの独特な個性が現れている...-ウィキペディア
- 全11件を表示
死がわれわれの自由になる限り、われわれは災いの掌中にあるのではない
「医師の宗教」より
可能なものだけを信ずるのは、信仰ではなくて哲学にすぎない。
「医師の宗教」より
可能なるもののみを信ずることは、信仰にあらずして哲学にすぎない。
「医師の宗教」より
われわれが嘲笑う他人の欠点が、われわれ自身の内部で己を嘲笑う
「キリスト教道徳」より
称讃は、われわれが他の徳行に負う負債である
「キリスト教道徳」より
想像された世界は永劫無休における小さな間劇にすぎない。
「キリスト教道徳」より
人生は純粋な炎であり、われわれは、われわれの裡にある目に見えない太陽によって生きている
「骨壷埋葬」より
悩みは無意識を誘発する
「骨壷埋葬」より
生きていることにしばらく慣れてしまうと、死ぬことに嫌気がさしてくる
「壺葬論」より
人生が死よりもおそろしいところでは、あえて生きることが最もたる真の勇気である
「レジリオ・メディン」より