サダム・フセイン 5

1937年生まれ。イラク共和国大統領だった。2006年に銃殺刑に処された。

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戻りたくない。
不正な裁判には出たくない。
地獄へ落ちろ。

アメリカ軍兵士に捕縛された際に言ったと伝えられている言葉

偉大な決闘、全ての中で
最大の戦いが始まった。
この対決によって
勝利の夜明けがもたらされるであろう。

1991年1月17日、バグダッド州のラジオ放送より。
前年のクウェート侵攻を受けて、アメリカを中心とする多国籍軍のイラク空爆がはじまった日である。

ロナルド・レーガンが大統領だった頃のようだといいんだが。

アメリカは中東のイスラム圏に友好国を置くことを目的として
いくつかの国を支援してきた。
支援の対象はイラン、イラク、サウジアラビアと変わっていった。
イラクがアメリカの支援を受けていた頃もあった。
この言葉は、警護兵の証言によって明らかになったとされている。

君は内務大臣をおそれているのか。
私の犬でさえ彼をおそれなかったものだが。

自らの裁判において、裁判官に向かって言った言葉。
新しい権力者は、かつての彼の部下だったのだろう。

神の敵、国家の敵、人類の敵と断固戦う

AERA Mook 50『新国際関係学がわかる。』(朝日新聞社,1999)P70