1 コメント数 シェア 私も、個人としては、恋人には迷惑をかけたくないと常に思っている。しかし、恋人とはひどく迷惑をかけてくる女は困るにしてもまったくかけないという女ではものたりないと思う存在であることも知っている。 男たちへ(amazon.co.jp) 5 タグ 塩野ななせさんですよ・・・ - こー 2011-02-03 11:09:41 UTC
1 コメント数 シェア 女たちは、男の考えなどにはおかまいなくただただ痩せようと努力する。ところが、この頃では男たちも女の想いなどには関係なく痩せることに熱心になったようである。 「男たちへ」より抜粋 3 タグ そんなことないけどなぁ。 まぁ...私みたいな田舎モンには "今ふう"のヘナヘナ男のことなんて 理解できんわ。 - 銘無き石碑 2010-11-11 19:50:58 UTC
0 コメント数 シェア 私たち女には男に私淑したり兄事したりしているほうが人生はよほど多様になり深みを増しそして愉しくなるのではないかと思う。男女平等は、せめて、法律上のことで留めてはどうだろう。いつも「平等」で肩ひじ張っていては肉体的にまず疲れてしまうであろうし。 「男たちへ」より抜粋 4 タグ
0 コメント数 シェア 男たちよ!女には、頭のできのいかんにかかわらずあなたがたと同じ種類の「見識」を二十四時間中の二十四時間求めてはいけないのです。八時間ぐらいが限度だと思っていたほうが無難なのです。 頭のいい女は男性の尺度での「見識」を持っているように見える。それは多かれ少なかれ本来の性(さが)に反したサバイバル行為である。女が本来的に持っている男性には理解しがたい性は頭の良し悪しとは関係がない。 3 タグ
1 コメント数 シェア 教訓を得る人は、それでよい。しかし、歴史から学ぶことになど無関心でただそれを愉しむために読む人も私にとって大切な読者であることに変わりはない。いや、そのような人を満足させえてはじめて真にためになる教訓を与えることも可能なのだと信じているくらいだ。 海の都の物語 下巻冒頭 「読者に」1981年10月 フィレンツェにて 6 タグ 塩野先生、素敵! - 銘無き石碑 2010-12-29 01:43:12 UTC
0 コメント数 シェア 人間は自分がどこまでやれるかをほんとうはわかっておらず、だからこそ思っていたこと以上をやれたときの喜びは大きい。そして、この方向に導いていくことこそがリーダーの役割だ 「文藝春秋 2008.8」日本人へ63 福田首相のローマの一日よりそう、あいもかわらず信じている 5 タグ
0 コメント数 シェア 挫折とは、慣れすぎるのも困りもので、なぜながら逆恨みとかの屈折した性格につながるからだが、一度も挫折しなかったというのはもっと困りものである。 「文藝春秋 2008.11」日本人へ66 "劣性"遺伝より 5 タグ
0 コメント数 シェア われわれ有権者が今の政治家に求めるのは、この種(戦略)の資質ではないかと思う。生まれよりも仲間うちの人気よりもテレビ映りよりも、何よりも先に。 「文藝春秋 2008.11」日本人へ66 "劣性"遺伝より戦略(ストラテジー)∥予期しなかった困難に遭遇してもそれを解決していく才能(塩野七生 談) 5 タグ
0 コメント数 シェア 真の出版は言論の自由のないところには成立しえない。そして言論の自由とは、精神的にも経済的にも自立しないかぎりは成立不可能。 塩野七生 『ローマ人物語1 ローマは一日にして成らず[上]』(新潮文庫,2002)4p 2 タグ
0 コメント数 シェア 知力では、ギリシア人に劣り、体力では、ケルト(ガリア)やゲルマンの人々に劣り、技術力では、エトルリア人に劣り、経済力では、カルタゴ人に劣るのが、自分たちローマ人である 塩野七生 『ローマ人物語1 ローマは一日にして成らず [上]』(新潮文庫,2002)20p 2 タグ
0 コメント数 シェア 商品をもって旅する商人は、買ってもくれなければ売る品も作らない人々には、はじめから近づかない。 塩野七生 『ローマ人物語1 ローマは一日にして成らず [上]』(新潮文庫,2002)48p 2 タグ
0 コメント数 シェア 宗教は、それを共有しない人との間では効力を発揮しない。だが、法は、価値観を共有しない人との間でも効力を発揮できる。いや、共有しない人との間だからこそ必要なのだ。 塩野七生 『ローマ人物語1 ローマは一日にして成らず [上]』(新潮文庫,2002)75p 2 タグ
0 コメント数 シェア 人間の行動原則の正し手を、宗教に求めたユダヤ人。哲学に求めたギリシア人。法律に求めたローマ人。 塩野七生 『ローマ人物語1 ローマは一日にして成らず [上]』(新潮文庫,2002)76p 2 タグ
0 コメント数 シェア スキャンダルは、力が強いうちは攻撃してこない。弱味があらわれたとたんに、直撃してくるものである。 塩野七生 『ローマ人物語1 ローマは一日にして成らず [上]』(新潮文庫,2002)107p 2 タグ
0 コメント数 シェア 二千年後のわれわれときたら、学ぶべき歴史もやたらと増え、おかげで無味乾燥な棒暗記をするしかなくなっている。 塩野七生 『ローマ人物語1 ローマは一日にして成らず [上]』(新潮文庫,2002)133p 2 タグ