罪：罪悪の名言

罪：罪悪

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悪は思うままに掌中にし得る。悪にいたる道は平坦にして、われらのすぐそばにあり。
しかし、不死なる神々は徳の前に汗をおかれたり、徳への道は永く、けわしく、第一歩は苦し。

「仕事と日々」より

ヘーシオドス 9

古代ギリシアの叙事詩人。紀元前700年頃に活動したと推定される。『神統記』や『仕...-ウィキペディア

ある人が嘘をはくということを考えてみれば、それはそのものが神に対しては大胆であり、
人間に対しては卑怯である。ということにほかならない。

「随筆集」より

フランシス・ベーコン_(哲学者) 66

イギリスの哲学者、神学者、法学者、貴族（子爵）である。イングランド近世（ルネサン...-ウィキペディア

犯罪に対して悔悟しない人間はまったく救われない。

「リオンズの夫人」より

エドワード・ブルワー＝リットン 12

イギリスの小説家、劇作家、政治家。...-ウィキペディア

キリスト教は、恋愛を罪悪視することで、恋愛のために大きく貢献した

「エピクロスの園」より

アナトール・フランス 20

フランスの詩人・小説家・批評家。本名はジャック・アナトール・フランソワ・ティボー...-ウィキペディア

つらつら人間の一生を見るに、罪ということよりも、
罪ということを自ら知らざるものほど大いなる罪人はあらかじと、思わるなり。

「心池蓮」より

北村透谷 6

日本の評論家・詩人。明治期に近代的な文芸評論をおこない、島崎藤村らに大きな影響を...-ウィキペディア

人の生涯は、罪を侵しつつ死を前に望む恐怖の生涯である。罪の苦悶と死の恐怖と、この二つは、人が墓までたずさえ行くべき道づれである

「ロマ書の研究」より

内村鑑三 17

日本のキリスト教思想家・文学者・伝道者・聖書学者。福音主義信仰と時事社会批判に基...-ウィキペディア

百の悪行に悩まされて自分の罪を感じている悪人よりも、
小善根を積んで己の悪を認めぬ偽善家のほうが仏の愛にはもれている。

「出家とその弟子」より

倉田百三 8

日本の劇作家、評論家で大正、昭和初期に活躍した。広島県庄原市には、倉田百三文学館...-ウィキペディア

罪を知らざる者は真に神の愛を知ることは能わず、
苦悩なき者は深き精神的趣味を理解することは出来ない。
罪悪、苦悩は人間の精神的向上の要件である。

「善の研究」より

西田幾多郎 72

日本を代表する哲学者。京都大学教授、名誉教授。京都学派の創始者。学位は文学博士（...-ウィキペディア

罪業もとよりかたちなし、妄想?倒のなせるなり、
心性もとよりきよければ、この世はまことのひとぞなき

「正像未法和讃」より

親鸞 27

鎌倉時代前半から中期にかけての日本の僧。浄土真宗の宗祖とされる。法然を師と仰...-ウィキペディア

罪を犯す人は罪の奴隷なり。

「ヨハネ伝八章三十四節」より

新約聖書 46

紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』...-ウィキペディア

もし汝の兄弟、罪を犯さば、これを戒めよ。
もし悔改めなば之をゆるせ。

「ルカ伝十七章三節」より

新約聖書 46

紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』...-ウィキペディア

利用されない機知は病気である。

「憂うつの解剖」より

ロバート・バートン 9

イギリスの東洋学者・旅行家

神は悪人を許しはするが、けっして永劫ではない

「ドン・キホーテ」より

ミゲル・デ・セルバンテス 31

近世スペインの作家で、『ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』(Don Quijot...-ウィキペディア

懺悔する者に、その前の罪科について思い起こさせるな。

「ユダヤ伝経」より

ユダヤ人のことわざ 11

西南アジアに興った啓示宗教

悪は河における岸のごときものである。岸は流れを堰くが、、それは流れを推し進めるよすがとなる。
この世の悪は、人間が水の流れるごく善にむかわしめるために存在する。

「生の実現」より

ラビンドラナート・タゴール 15

インドの詩人、思想家。詩聖（グゥルゥデーウ गुरुदेव）として非常な尊敬を...-ウィキペディア

パンを得んがために純粋無垢を失うよりも、
餓死に甘んじるほうが人間にとってましである。

「断片」より

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー 45

アメリカ合衆国の作家・思想家・詩人・博物学者。...-ウィキペディア

他の人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、
たいてい相手の人はそれを忘れない。

「人間的な、あまりに人間的な」より

フリードリヒ・ニーチェ 336

ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られ...-ウィキペディア

罪は種の法に対する個体の闘いである。

「全集」より

ピヒラー 2

オーストラリアの詩人

虚栄は母であり、愛情はかわいい娘であり、虚栄は罪であり、
愛情は罰であり、前者は自愛の根本であり、後者は果実であるといえよう

「断片」より

ハリファックス 4

イギリスの政治家

社会は犯罪を培養し、犯罪者がそれを犯す。

「イギリス文明史」より

バックル 2

イギリスの歴史学者

誤った法律を改正する法律くらい誤ったものはない。
法律は正儀であるがゆえに従うといって服従しているものは、
自分の想像する正儀に服従しているのであって、
法律の本質に服従しているのはない。

「パンセ」より

ブレーズ・パスカル 83

フランスの哲学者、自然哲学者（近代的物理学の先駆）、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア

われわれは理性によってのみではなく、心によって真実を知る。

「パンセ」より

ブレーズ・パスカル 83

フランスの哲学者、自然哲学者（近代的物理学の先駆）、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア

売春婦の真の犯罪は職業道徳の空虚さを赤裸にしたことである。

「教育論」より

バートランド・ラッセル 17

イギリスの哲学者、論理学者、数学者であり、社会批評家、政治活動家である。ラッセル...-ウィキペディア

道徳を云々するものにとっては、退屈こそひとつの重要な問題である。
というのは、人類の罪悪の少なくとも半分は、退屈を恐れるあまりおかされるものであるから。

「幸福の征服」より

バートランド・ラッセル 17

イギリスの哲学者、論理学者、数学者であり、社会批評家、政治活動家である。ラッセル...-ウィキペディア

われわれの人類に対する最大の罪は、彼らを憎むことではなく、
無関心であることだ。それは非人間性の精髄だ。

「悪魔の弟子」より

ジョージ・バーナード・ショー 70

ジョージ・バーナード・ショー（George Bernard Shaw, 1856...-ウィキペディア

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悪は思うままに掌中にし得る。悪にいたる道は平坦にして、われらのすぐそばにあり。しかし、不死なる神々は徳の前に汗をおかれたり、徳への道は永く、けわしく、第一歩は苦し。

ある人が嘘をはくということを考えてみれば、それはそのものが神に対しては大胆であり、人間に対しては卑怯である。ということにほかならない。

犯罪に対して悔悟しない人間はまったく救われない。

キリスト教は、恋愛を罪悪視することで、恋愛のために大きく貢献した

つらつら人間の一生を見るに、罪ということよりも、罪ということを自ら知らざるものほど大いなる罪人はあらかじと、思わるなり。

人の生涯は、罪を侵しつつ死を前に望む恐怖の生涯である。罪の苦悶と死の恐怖と、この二つは、人が墓までたずさえ行くべき道づれである

百の悪行に悩まされて自分の罪を感じている悪人よりも、小善根を積んで己の悪を認めぬ偽善家のほうが仏の愛にはもれている。

罪を知らざる者は真に神の愛を知ることは能わず、苦悩なき者は深き精神的趣味を理解することは出来ない。罪悪、苦悩は人間の精神的向上の要件である。

罪業もとよりかたちなし、妄想?倒のなせるなり、心性もとよりきよければ、この世はまことのひとぞなき