0 コメント数 シェア 真の愛は悪に対する憎悪を十分に含むものである。仮面的の愛または浅き愛は、悪を憎むことを知らない。けれども深き真なる愛は、かくあることはできないのである 「ロマ書の研究」より 3 タグ
0 コメント数 シェア 貧は自由の伴侶である。束縛は富に伴なう者である。富は人の作った者である。故に富んで人世の束縛よりは離るる事は甚だ難くある。貧者の一つの幸福は世が彼の交際を要求しないことである 「所感十年」より 2 タグ
0 コメント数 シェア 富も財産なり、智識も財産なり、健康も財産なり、才能も財産なり、而して意思も亦財産たるなり、而して意志の他の財産に優る所以は、何人も之を有すると之を己が欲する儘に使用し得ることに存す 「所感十年」より 6 タグ
0 コメント数 シェア 「地理学は吾人の深き注意と研究を要するもの」としてその理由を六点にわたり述べている。 第一に、「地理学は諸学の基なり」第二に、地理は殖産に不可欠であり第三に、地理学を学ばずして政治を談ずるなかれ第四に、地理の美術文学における慈母の其子におけるの関係なり第五に、誰か云う宗教に地理学の要なしと、誰か宗教歴史を読んで地理学の無用を認めしものぞある第六に、地理学によって吾人は健全なる世界観念を涵養すべきなり 『地人論』第一章「地理学研究の目的」 2 タグ
0 コメント数 シェア 周遊:間違い 人に謙遜、寛裕、博愛の念を喚趣せしむるの最上策は、彼をして世界を周遊せしむるにあり、しこうして之に次ぐの策は彼をして世界地理を知らしむるにあり 『地人論』第一章「地理学研究の目的」 2 タグ