歴史の名言

歴史

- 476 - 500 / 613
- «
- ‹
- …
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- …
- ›
- »

手紙を書くことと歴史を書くことは、同じではない。
友人に向って書くのと、公衆に向って書くのとでは、ちがって当然なのだから。

塩野七生『ローマ人の物語23 危機と克服 [下]』（新潮文庫，2005）35p

塩野七生 701

日本の歴史作家（プロの学術研究者ではなく「小説家」）である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

人間には、自らが生きた時代の危機を、
他のどの時代の危機よりも厳しいと感じてしまう性向がある。

塩野七生『ローマ人の物語21 危機と克服 [上]』（新潮文庫，2005）19p

塩野七生 701

日本の歴史作家（プロの学術研究者ではなく「小説家」）である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「激動の現代」ってそういえば気が付けばずっと言われてるね。 - 銘無き石碑 2011-08-11 00:28:20 UTC

歴史家の視界には、常に人間がある。

塩野七生『ローマ人の物語19 悪名高き皇帝たち [三]』（新潮文庫，2005）114p

塩野七生 701

日本の歴史作家（プロの学術研究者ではなく「小説家」）である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

歴史は、数学とはちがうのだ。著者が相手にするのは、数字ではなく人間である。

塩野七生『ローマ人の物語16 パクス・ロマーナ [下]』（新潮文庫，2004）ⅳp

塩野七生 701

日本の歴史作家（プロの学術研究者ではなく「小説家」）である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

たとえば、歴史上の大きな戦役で名を残すのは将軍だけだ。
しかし実際には、
無数の一平卒の勇気あふれた英雄的な行動なしに勝利は勝ち取れなかったはずだ。

S.スマイルズ：著竹内均：訳『自助論』（知的生きかた文庫，2002）17p

サミュエル・スマイルズ自助論 104

1859年発行のサミュエル・スマイルズ著の成功伝集である。300人以上の欧米人の...-ウィキペディア

レパントの海戦は、
まずはじめに、血を流さない戦争があり、
次いで、血を流す政治とつづき、
最後に再び、血を流さない戦争になって終わった

塩野七生『レパントの海戦』（新潮文庫，1991）14p

レパントの海戦 3

1991年6月25日発行。

人は、真実を見抜く眼をもっていないのではない。ただ往々にして、
真実であってほしいと思っていることを、真実と見てしまうものなのである。

塩野七生『レパントの海戦』（新潮文庫，1991）40p

レパントの海戦 3

1991年6月25日発行。

マーカントニオ・バルバロの言葉

トルコとの外交交渉は、ガラス張りの玉を投げあう遊戯に似ています。
ただし、向うが強く投げてきても、こちらは強く投げ返すことはできず、
かといって、玉を下に落としてすむものでもありません

塩野七生『レパントの海戦』（新潮文庫，1991）30p

レパントの海戦 3

1991年6月25日発行。

歴史はまず何よりも物語でなければならない。

塩野七生『ロードス島攻防記』（新潮文庫，1991）246p

ロードス島攻防記 4

1991年5月25日発行。

オルシーニの言葉

人間には誰にも、自らの死を犬死と思わないで死ぬ権利がある。
そして、そう思わせるのは、上にある者の義務でもある

塩野七生『ロードス島攻防記』（新潮文庫，1991）116p

ロードス島攻防記 4

1991年5月25日発行。

宗教とつけばなぜかカネの集まりやすいことは、
古今東西を通じて実証されてきた事実である。

塩野七生『ロードス島攻防記』（新潮文庫，1991）31p

ロードス島攻防記 4

1991年5月25日発行。

皇帝の言葉

あなた方西欧人は、
自分の国でもないこの都を守るために、日夜心をくだいてくれている。
しかし、わたしに、この民を見捨てていくなどということが、どうしたらできるだろうか。
いや、皆さん、わたしにはできません。彼らとともにこの都とともに、死ぬほうを選びます

塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』（新潮文庫，1991）173p

コンスタンティノープルの陥落 4

1991年4月25日発行。

ジェノヴァ人の言葉

二百年もの間に築きあげたわれわれの富、われわれの町、われわれの息子たちを
捨てることなど、絶対にできない。居留区はわれわれにとって、生まれ育った場所なのだ。
それを捨てるくらいなら、最後の血の一滴まで戦いぬくだろう

塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』（新潮文庫，1991）172p

コンスタンティノープルの陥落 4

1991年4月25日発行。

マホメッド二世（トルコの若き王）の言葉

あの街をください

塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』（新潮文庫，1991）70p

コンスタンティノープルの陥落 4

1991年4月25日発行。

ニコロの言葉

病院というところはどこでも、なぜこうも騒々しいのだろう

塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』（新潮文庫，1991）27p

コンスタンティノープルの陥落 4

1991年4月25日発行。

大事なのは体力があるとか、運動能力が高いということではなく、
どれだけ長もちするかということなのです。

塩野七生『ローマから日本が見える』（集英社文庫，2008）390p

塩野七生 701

日本の歴史作家（プロの学術研究者ではなく「小説家」）である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

身の安全を心配しながら生きていたのでは、生きた気がしない。

塩野七生『ローマから日本が見える』（集英社文庫，2008）271p

ガイウス・ユリウス・カエサル 25

共和政ローマ期の政治家、軍人であり、文筆家。「賽は投げられた」(alea iac...-ウィキペディア

まだき散る花とをしむなおそくとも
遂に嵐の春の夕ぐれ

この春の夕暮、私は死出の旅に赴くが、散るのが早すぎる花だと惜しまないでくれ。遅くともいずれ、最後には嵐に吹き飛ばされるのだ

武田信勝 1

戦国時代の武将。

頼朝が首をはねてわが墓の前に置くべし

平清盛 1

平安時代末期の武将・公卿・政治家。

いまの世の中は静かではあるが、いつどのようなことが起こらぬとも限らない。
そのときのために、いま以上に欲しいものは有能な武士である。
無益の出費を省いて人を多く抱えることが世の楽しみなのだ。

池田輝政 1

戦国時代末期から江戸時代初期にかけての武将。姫路城を現在残る姿に大規模に修築し...

たのむかな我がみなもとの石清水ながれの末を神にまかせて

足利義満 1

室町時代前期の室町幕府第3代将軍。

世阿弥 - 男色関係 2012-08-08 15:55:18 UTC

男が好きなのに、女性と恋愛しようとするなんて、その女性に失礼でしょう？ - 銘無き石碑 2019-11-17 10:51:57 UTC

どーもー - カイ開会宣言 2020-05-03 02:19:43 UTC

凄いですね‼ - カイカイ宣言 2020-05-03 02:25:26 UTC

衆人みなこれをほむるは必ず美上にあらず

（皆に誉められる人間は、決して立派ではない）

徳川家光 1

江戸幕府の第三代将軍

家光は美男子ばかりを追い回し
女には全く関心がなかった
- 同性愛 2012-08-08 05:44:52 UTC

ここまで来るのに、ずいぶん長くかかりました。
しかしこの夜、私たちが今日と言うこの日に、
この選挙で、
この決定的な瞬間に成し遂げたことのおかげで、
アメリカに変化がやってきたのです。

バラク・オバマ 5

アメリカ合衆国の第44代大統領。 1960年代以降生まれとして、ハワイ州出身者と...

ロックフェラー - 資金源 2012-12-05 22:42:39 UTC

もし誰か他の人や他の時を待つならば、
変化は訪れない。
私たち自身が、「待っていた」人々である。
私たち自身が、私たちが求めている変化なのだ。

バラク・オバマ 5

アメリカ合衆国の第44代大統領。 1960年代以降生まれとして、ハワイ州出身者と...

たとえ錦を着ても
心が愚かならば役に立たない

真田昌幸 1

戦国時代から江戸時代前期にかけての武将。

- 476 - 500 / 613
- «
- ‹
- …
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- …
- ›
- »

手紙を書くことと歴史を書くことは、同じではない。友人に向って書くのと、公衆に向って書くのとでは、ちがって当然なのだから。

人間には、自らが生きた時代の危機を、他のどの時代の危機よりも厳しいと感じてしまう性向がある。

歴史家の視界には、常に人間がある。

歴史は、数学とはちがうのだ。著者が相手にするのは、数字ではなく人間である。

たとえば、歴史上の大きな戦役で名を残すのは将軍だけだ。しかし実際には、無数の一平卒の勇気あふれた英雄的な行動なしに勝利は勝ち取れなかったはずだ。

レパントの海戦は、まずはじめに、血を流さない戦争があり、次いで、血を流す政治とつづき、最後に再び、血を流さない戦争になって終わった

人は、真実を見抜く眼をもっていないのではない。ただ往々にして、真実であってほしいと思っていることを、真実と見てしまうものなのである。

トルコとの外交交渉は、ガラス張りの玉を投げあう遊戯に似ています。ただし、向うが強く投げてきても、こちらは強く投げ返すことはできず、かといって、玉を下に落としてすむものでもありません

歴史はまず何よりも物語でなければならない。

人間には誰にも、自らの死を犬死と思わないで死ぬ権利がある。そして、そう思わせるのは、上にある者の義務でもある

宗教とつけばなぜかカネの集まりやすいことは、古今東西を通じて実証されてきた事実である。

あの街をください

病院というところはどこでも、なぜこうも騒々しいのだろう

大事なのは体力があるとか、運動能力が高いということではなく、どれだけ長もちするかということなのです。

身の安全を心配しながら生きていたのでは、生きた気がしない。

まだき散る花とをしむなおそくとも遂に嵐の春の夕ぐれ

頼朝が首をはねて わが墓の前に置くべし

いまの世の中は静かではあるが、いつどのようなことが起こらぬとも限らない。そのときのために、いま以上に欲しいものは有能な武士である。無益の出費を省いて人を多く抱えることが世の楽しみなのだ。

たのむかな我がみなもとの石清水ながれの末を神にまかせて

衆人みなこれをほむるは必ず美上にあらず

ここまで来るのに、ずいぶん長くかかりました。しかしこの夜、私たちが今日と言うこの日に、この選挙で、この決定的な瞬間に成し遂げたことのおかげで、アメリカに変化がやってきたのです。

もし誰か他の人や他の時を待つならば、変化は訪れない。私たち自身が、「待っていた」人々である。私たち自身が、私たちが求めている変化なのだ。

たとえ錦を着ても心が愚かならば役に立たない

手紙を書くことと歴史を書くことは、同じではない。
友人に向って書くのと、公衆に向って書くのとでは、ちがって当然なのだから。

人間には、自らが生きた時代の危機を、
他のどの時代の危機よりも厳しいと感じてしまう性向がある。

たとえば、歴史上の大きな戦役で名を残すのは将軍だけだ。
しかし実際には、
無数の一平卒の勇気あふれた英雄的な行動なしに勝利は勝ち取れなかったはずだ。

レパントの海戦は、
まずはじめに、血を流さない戦争があり、
次いで、血を流す政治とつづき、
最後に再び、血を流さない戦争になって終わった

人は、真実を見抜く眼をもっていないのではない。ただ往々にして、
真実であってほしいと思っていることを、真実と見てしまうものなのである。

トルコとの外交交渉は、ガラス張りの玉を投げあう遊戯に似ています。
ただし、向うが強く投げてきても、こちらは強く投げ返すことはできず、
かといって、玉を下に落としてすむものでもありません

人間には誰にも、自らの死を犬死と思わないで死ぬ権利がある。
そして、そう思わせるのは、上にある者の義務でもある

宗教とつけばなぜかカネの集まりやすいことは、
古今東西を通じて実証されてきた事実である。

大事なのは体力があるとか、運動能力が高いということではなく、
どれだけ長もちするかということなのです。

まだき散る花とをしむなおそくとも
遂に嵐の春の夕ぐれ

頼朝が首をはねてわが墓の前に置くべし

いまの世の中は静かではあるが、いつどのようなことが起こらぬとも限らない。
そのときのために、いま以上に欲しいものは有能な武士である。
無益の出費を省いて人を多く抱えることが世の楽しみなのだ。

ここまで来るのに、ずいぶん長くかかりました。
しかしこの夜、私たちが今日と言うこの日に、
この選挙で、
この決定的な瞬間に成し遂げたことのおかげで、
アメリカに変化がやってきたのです。

もし誰か他の人や他の時を待つならば、
変化は訪れない。
私たち自身が、「待っていた」人々である。
私たち自身が、私たちが求めている変化なのだ。

たとえ錦を着ても
心が愚かならば役に立たない