真実の信心は如来からたまわったものであるから、その信を得たとき如来によって浄土往生が定まった正定聚たらしめられる。
それゆえ臨終や来迎を待って救われるのではなく、現生すなわち今ここに生きて存在するままに救われている

真実信心の行人は、接取不捨のゆへに正定聚のくらゐに住す。
このゆへに臨終まつことなし、来迎たのむことなし

AERA Mook 49『親鸞がわかる。』(朝日新聞社,1999)P21
親鸞

親鸞 27

承安3年4月1日 - 弘長2年11月28日
鎌倉時代前半から中期にかけての日本の僧。浄土真宗の宗祖とされる。 法然を師と仰いでからの生涯に渡り、「法然によって明らかにされた浄土往生を説く真実の教え」を継承し、さらに高めて行く事に力を注いだ。自らが開宗する意志は無かったと考えられる。独自の寺院を持つ事はせず、各地に簡素な念仏道場を設けて教化する形をとる。親鸞の念仏集団の隆盛が、既成の仏教教団や浄土宗他派からの攻撃を受けるなどする中で...-ウィキペディア


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