五蘊盛苦:人間の身体や心の中で、欲望が燃えさかる苦しみを言う。
「色」は物質を指す。
これに対して「受・想・行・識」は精神の作用、心の働きのこと。
人間の肉体「色」と心の「識」をつなぐもの。それが「受・想・行」の三つ。
「受」とは、感受作用。「想」とは、知覚表象作用。「行」とは、意志や、その他の心の作用。

色・受・想・行・識

瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P56
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